
「入試は怖い闇のゲーム」という言葉がクイズ王伊沢拓司さんの本にあります。
「勉強やったかどうか」は観測するのが難しく、その積み重ねが「入試本番の点数」として1回だけ表に出てくることを表現されておりました。
んで、どうしても入試本番の一発勝負である以上、本番に多少は有利になる情報がほしいもので、当時サピックス国語の先生が保護者会でお話された内容をご紹介したいとオモイマス。
サピックスオープン国語の文章はサピが当てにいっている
サピックスオープン国語で出題される文章は、サピックスが会社のプライドをかけて「今年入試に出そうなもの」として当てにいっています。
そのまま入試で出ることもあるし、似たテーマが別の学校で出ることも。
特に「新刊本」も狙いにいっている
学校側も「初見の文章を正確に読み取る力」を求める生徒を欲しており、「新刊本」も出題に出やすい傾向から、サピックス様も「新しく出版された物語や随筆」も当てにっています。
ネットでも駒場東邦とか開成でも実際あたった例がある情報があるからオドロキです。
サピックスオープンの出題予想的中率がすごすぎる件。 | 勝どき・月島の中学受験国語専門塾 ハートフル国語塾
本文を読むだけでなく「どういう話だったか」を言葉に
完全的中でなくても、似たようなテーマが出題されることもあり、「どういう話だったか」を自分の言葉にすることが重要になります。
実際、「読んだ気になっている」ケースが多く、子ども任せにすると誤読して気づかないことがあるので、保護者の方も一緒に読んで話を理解し合うことをオススメされていました。
実際、親もサピックスの国語の文章は読みましたが、大人が見ても本当にいい話が多いです。
おわりに
サピックスは塾費用がお高いのが泣き所ですが、こういう「問題を当てに行く会社スキル」ところにもお代が含まれているんでしょうねと当時無理やり納得させてておりました。
多少は知った問題がくると、入試本番の安堵感はすさまじいので、そのヒントがあるものはできるだけ活用したいところでゴザイマス。