
サピックスの保護者会で、算数の先生が「途中式の配点」について詳しく話してくださったことがありました。
受験本番で
- 「どこまで書けばいいの?」
- 「式が多いと減点されるのでは?」
と悩むこともあるので、息子受験当時のお話ですがご紹介したいとオモイマス。
配点ルールは“加点方式”が基本!
サピ先生のお話では、採点は次のようなルールで行われているとのことです。
- 半分が「式」の得点
- 答えが間違っていても、式が合っていれば半分もらえる
- 逆に、式がなくても答えが合っていれば半分もらえる
- 加点法であって、減点法ではない
- 嘘の式があっても減点されない
- 絵や図でも得点対象になる
- ただし筆算は配点外(あくまで計算補助)
つまり「式はどんどん書いてOK!」
先生いわく、
「必要最小限に削って清書するのではなく、どんどん式を書きましょう」
とのことでした。
「余計な式を書いたら減点されるのでは…」と心配していた我が家にとっては、かなり安心できるアドバイスで必死になってメモってましたねぇ。
おわりに~書いた人が得をするルール
途中式を書くことで採点者に「理解している」「筋道を立てて考えている」ことが伝わるのだと思います。
本番での焦りを減らすためにも、普段の家庭学習から「途中式を残すクセ」をつけておくのが大切ですねぇ。