
小5の志望校別サピックスオープンが11月にあることもあり、当時サピックス理科の先生が保護者会で説明されていた、Aタイプ問題とBタイプ問題、及びそのタイプが出やすい傾向にある中学のお話をご紹介したいとオモイマス。
「Aタイプ」問題とは?
- 処理力・知識力を問う問題
- サピックス理科テキストをしっかりやり込めば得点できるもの。
- 典型的に 知識や素早い処理力を重視する学校 で出題されやすい。
💡代表的な学校例:
聖光学院、早稲田、サレジオ、浅野、女子学院、横浜雙葉、慶應普通部など
「Bタイプ」問題とは?
- 思考力・記述力を問う問題
- 長文を読ませたり書かせたりする問題が多く、典型問題はほぼ出ない。
- 基礎知識は必須だが、勝負を分けるのは 「読む力」「計算力」も必要。
💡代表的な学校例:
武蔵、麻布、栄光、渋谷教育学園渋谷、渋幕 など
両方を問う学校もある
- Aタイプ・Bタイプの両方をバランスよく問う学校も当然ある。
💡代表的な学校例:
開成、駒場東邦、慶應普通部、桜蔭、フェリス、慶應SFC、広尾など。
小5時点ではどうする?
- 志望校のタイプと、子どもの得意タイプを把握すると、将来の志望校選びの参考になる。
- ただし小5はまだ1年以上余裕がある時期。
- タイプと志望校が違っても子どもの「志望モチベーション」を優先してOK。
おわりに
ということで、「子どもがどっちタイプで力を発揮できるのか」 を早めに知っておくことで、志望校選び情報として大きなアドバンテージになる、先生のお話でゴザイマシタ。
「見たこともない問題を必ず出題する」ことをモットーにおく中学もあるので、当時は親も少し過去問解いたりもしておりました(ほとんど解けなくて愕然とするのですが)。