成績や学習面はもちろんですが、「スマホやSNSとの付き合い方」も保護者としては心配の種。先日聖光学院の保護者会に参加したのですが、先生方も重要な要素として一枠時間をガッツリとって指導内容の紹介があったので、以下残そうとオモイマス。
■ 子どものスマホは誰のモノ?
「スマホは契約者である保護者の持ち物です」
これが説明会冒頭でドンとありました。ついつい忘れがちです。
子どもが使っていても、法的には当然親の管理下。
先生が生徒に向けての言葉でしょうけど、大人側も当然管理責任があるいので、襟を正したくなる一言でゴザイマシタ。
■ SNS書くなら「渋谷の交差点でプラカードで掲げられる内容ですか?」
やっぱり、X(旧Twitter)やInstagramを使っている生徒も実際いるようです。
そうなると怖いのがSNS投稿によるトラブル。
以下、べからず集と共に「問題がおきたら学校内ですまない。警察がやってくる」点も強く喚起されてました。
- 個人情報載せない
- 人の写真を勝手に載せない
- 誹謗中傷しない
- 不確かな情報を拡散しない
- 匿名情報でも今は情報開示で特定される
特に
公開SNSに投稿するなら、渋谷のスクランブル交差点でプラカードを持って経っていられるくらいのこと
という先生の言葉が非常にリアルでゴザイマシタ。
■ スマホはやっぱり成績を下げちゃう?
東北大学と仙台市教育委員会の共同調査によると、スマホの使用時間と学力には明確な相関関係があるとのこと。
7万人からの調査結果というから、結構信憑性ありますね・・・
保護者会では
- 1日1時間超えたあたりから成績が下がり始める
- 3時間で顕著に学力が低下
- 十分な学習時間をとっても成績が上がらない
- 4時間を超えると、自分より勉強「していない子」より成績が悪くなる
その理由としては、「学習時間が減る」「集中力も減る」「睡眠も減る」「脳機能の低下(検証中)」のお話がありました。
家庭内のスマホ時間は流石に学校側もコントロールできないので、保護者側への意識付けの思いがヒシヒシと伝わってマイリマス。
■ おわりに
「スマホとどう付き合うか」
は、どうしても自分の行動が他者にどう影響するか考えられること、自分をコントロールできる力が必要になってしまいます。
親側としても、このような観点から丁寧に、リアルな危険性と向き合ってくれている点は、学費は高いけど信頼の上で有り難いところでゴザイマシタ。