小6サピックス保護者会での先生の話でもよくでてくるテスト後の対応で意識すべきポイントをご紹介したいとオモイマス。
① まずは自己採点を早めに
テストが終わったら、できるだけ早く自己採点をしましょう。
時間が経つと、解いたときの感覚を忘れてしまいます。
大切なのは、正解・不正解よりも「どこができて、どこができなかったのか」を本人が把握することです。
特に、テスト中に「ここは解けた!」と思ったのに間違えていた問題があれば、理解が浅い可能性があります。
逆に、「手応えがなかったけど、正解していた」という問題は、意外と解法が身についている証拠かもしれません。
② 組分けテストがうまくいかなくても大丈夫!
サピックスの組分けテストは範囲がないため、すべてを完璧に解くのは難しいものです。
もし思うような結果が出なかったとしても、気にしすぎる必要はありません。
むしろ、普段の授業理解度を確認する「復習テスト」でしっかり点数が取れていれば、基礎力は身についている証拠です。
組分けテストの結果に一喜一憂するよりも、日々の学習がしっかり定着しているかを見極めることが大切です。
③ テスト後の声かけが成績向上のカギ
親はテスト後に、つい「できた?」と聞いてしまいがちですが、これはあまり意味がありません。実は子供は「できたと思う」と答えるだけで、正確な理解度はわかりません。
それよりも、「最後までやりきれた?」と聞くことで、問題の難易度や時間配分の感覚を把握できます。どの問題で手が止まったのか、時間が足りなかったのかを振り返ることで、次のテストに向けた課題が見えてきます。
④ 解き直しは間を空けて行う
テスト直後に解き直しをすると、実は子供は「答え」を覚えているため、実際の理解度を測るのが難しくなります。
少し時間を置き、忘れた頃にもう一度解き直すことで、本当に理解できているかを確認できます。
おわりに
テストは「終わったらおしまい」ではなく、次のステップへつなげるための貴重な機会と耳タコレベルで、サピ先生から色々ご指導いただきました(汗)
普段のプリントの復習だけで手一杯なので、復習する時間をどう捻出するかが最大のテーマなのですガガガ。