分かってみればどうということはない

サピックスα1で2024年中学受験を目指した息子と理系リーマンパパの生活雑記帳

【ボードゲーム】エンパイア・オブ・ザ・ノース ルールインストメモ

カードとトークンを使った拡大再生産ボードゲーム「エンパイア・オブ・ザ・ノース」のインストメモになります。※説明書がある前提のため、すみませんが厳密なルールについては説明書をご参照ください。

 

ゲームの概要

  • プレイ人数:1~4人
  • プレイ時間:45~90分
  • お値段:4100円くらい(2022年8月のAmazonから) 

6つの氏族の中の一つの長となり、探検、施設建設、資材交易、航海での征服略奪を経て偉大な帝国にする拡大再生産ゲームです。

施設の展開にカードを使いますが、6つの氏族それぞれ別々のカードが用意されているのが大きな特徴です。

ゲームの準備

 場の準備

  • 「①勝利点ボード」「②遠征ボード」を場中央に置く
  • 「③遠洋の島カード」「④近海の島カード」をシャッフルして「②遠征ボード」の③は右上、④は左上に山札として置き、それぞれ2枚めくって山札の下側のますに配置する。
  • 「⑥氏族アクションタイル」をランダムな順番で円形になるように場中央に並べる。
  • 物品トークン(木・石・りんご・羊・魚・労働者)を手に取りやすい場所に置く。

プレイヤーの準備

  • 使用したい氏族を1つ選び対応する以下を受け取る
    • 初期生産地カード3枚(自分の前に並べる)
    • 氏族カード30枚一組(シャッフルして山札として自分の前に置く)
    • 氏族船トークン2個(手元に)
  • 色を一色選びその色に対応した以下を受け取る
    • 「消費した労働者」タイル(自分の前に置く)
    • 丸状のコマ2つ(手元に)
    • 台形の勝利点マーカー1つ(①勝利点ボードの0点に配置する)
  • 自分の場の初期生産地カードにある物品を受け取る
  • 労働者トークンを5つ受け取る
  • スタートプレイヤーを決めて「⑫親マーカー」を受け取る
  • 各自の氏族山札から5枚引き3枚を選び2枚を捨て札にする

ゲームの流れとフェイズ

概要

 以下4フェイズを順に実行していく(まとめて1ラウンド)

  • 発見フェイズ(新たなカード獲得)
  • アクションフェイズ(カードを色々使って帝国拡大)
  • 遠征フェイズ(遠征ボード上のカード獲得)
  • 終了フェイズ

発見フェイズ

  • 全プレイヤー同時に氏族山札から4枚引いて獲得したいカードを選ぶ。
  • 選んだカード1枚につき労働者トークンを使う。(「消費した労働者」タイルに置く)

アクションフェイズ

概要
  • 「施設の建設」「氏族アクション」「対戦相手への襲撃」「アクション施設の実行」を行い勝利点を稼ぎぐ。
  • スタートプレイヤーから時計回りで1回ずつ順番に行い、全員パスするまで続ける。パスしたら以降は手番を飛ばされる(襲撃も受けなくなる)
  • アクション回数制限は無い
施設の建設
  • 手札からカード左上に「消費した建設」と記載されたカードをコスト支払って建設する。
  • 「XX時に建設」と書いてあるカードは建てられない(特定行動をとるときに建てられるため)
  • 補足1:改良生産地
    • カード下部の右端に物品アイコンは「改良生産地カード」で、初期生産地カードをグレートアップしてくれるもの。
    • 建設したときは、同じ生産物のカード下に差し込み右端が見えるように少しずらす
    • 建設時に当該カードに記載された物品のみ獲得できる
  • 補足2:アクション施設
    • 90度横倒しにしてアクションが実行できる(カード記載のコストも支払う)
氏族アクション
  • 氏族アクションコマ(各自2つ)を、場にある氏族アクションタイル5つの中から1つを選び置いて実行する
  • 氏族アクションは「探検」「居住」「着工」「収穫」「航海」の5つ。
  • 一つのコマに対して表向きで1回、裏向き(×マーク)で2回実行できる。コマは2個あるので合計各自4回実行できる
  • 2回目はりんごトークンを使って氏族アクションタイルを隣に移動させて実行することができる
  • 「XX時にプレイ」の手札カードのxxが合致すれば実行前にカードを場に出すことができる。
氏族アクション補足
  • 探検:1枚手札に加える
  • 居住:労働者トークンを1個加える(今後ずっと使える)
  • 着工:タダで「消費して建設」が建てられる
  • 収穫:生産地1枚のアイコン物品を獲得(改良カードが差し込んであればその分も含めて)
  • 航海:遠征ボード上に自分の船トークンを置く。早いもの順に矢印アイコンの上から順々。
    • 何も置かない→近海カードの略奪だけできる
    • 船に武器トークンを置く→征服できるようになる。征服すると自分の場のカードになる。
    • 船に魚トークンを置く→遠洋の島(いい物がある)が選択できる
対戦相手への襲撃

攻撃(斧)トークンを使って、対戦相手のアクション施設を使用済み(90度横状態)にすることができる。

アクション施設の実行

自分の場にあって使用済(90度横)でないアクション施設に対して、→の左側のコストを払って右側の効果を適用する

遠征フェイズ

  • 矢印アイコン上の船の人から順に進める。
  • 魚トークンが無い
    • ボード上の近海の島カード1枚か、近海の島カードの山札TOPを選択。
  • 魚トークンがある
    • ボード上の遠洋の島カード1枚か、遠洋の島カード山札TOPを選択
  • 選択したカードで以下選択
    • 略奪する(追加コスト無し)。略奪エリアの物品を獲得しす手札に。
    • 征服する(武器(斧)トークンが必要)。自分の場にカードを置き、以降アクションや効果を使える。

終了フェイズ

  • 労働者と氏族アクションコマを全て手元に戻す
  • 場の横になったカードを縦に戻す
  • 遠征ボード上の島を捨て札にした新たなカードを配置する
  • 親マーカーを隣の人にわたす

ゲームの終了

  • 勝利点ボード上で誰かがアクションフェイズで25点達成したら、遠征フェイズ終了時にゲーム終了
  • 以下勝利点を加算して一番高い人が勝ち
    • 場のカード1枚につき1点
    • 資材2個につき1点
    • 金貨1、攻撃トークン1につき1点
  • 同点は施設カードが多い人。同じなら労働者を多い人。それでも同じなら手札の多い人が勝利。

おわりに

対戦型ですが、相手への邪魔要素は少し(相手への襲撃)で、ほぼ自分の場をどうよくコラボさせて勝利点を目指すかがテーマなので、邪魔すると機嫌が悪くなる親子ゲームとしてはなかなか良いスペックかなと。あと、少なくとも6つの氏族分デッキがあり遊べるのも、早々と飽きがこなくグッドです。