分かってみればどうということはない

サピックスα1で2024年中学受験を目指した息子と理系リーマンパパの生活雑記帳

【小6サピックス算数】筆算ってダメなの?~「暗算」「筆算」を使い分ける感度

小6になると、サピックスの算数はスピードも正確さもどんどん求められるようになります。

その中で意外と重要になってくるのが「暗算力」。たとえば・・・

  • 110-14
  • 20×80

こういった計算、筆算でやっていたら間に合いません。

実際、サピックスの授業中でも、先生たちは「ここは暗算しよう」「こう工夫すれば楽だよ」といった声かけをしているそうな。

家庭学習で気をつけたいこと

子どもが、家庭で問題演習をしているときに、簡単な計算を毎回丁寧に筆算している様子が見られたら、

  • 「これ、暗算でもいけないかな?」
  • 「110-14ならまず10を引いて次に4を引けば暗算でいけるんじゃない?」

と声をかけて親がサポートしてあげるチャンスです。

筆算を悪者にしてはいけない

ここで大事なのは、筆算を否定しないことです。筆算は、「難しい計算をミスなく進めるための道具」「丁寧に、確実に答えを出すためのサポート」です。

このため、

  • 暗算できるものは暗算で速く
  • 丁寧にやるべきものは筆算で確実に

この使い分けが大切。

ただ闇雲に筆算ばかりやっていると、

  • どこで暗算でやってスピードを上げるべきか
  • どこで筆算でやって丁寧にやるべきか

という「感度」が鈍くなってしまいます。

おわりに

これから入試に向けて、ただ「解ける」だけでなく「解くスピードと正確さのバランス」がどんどん問われます。

家庭でも、ちょっとした計算の場面で
「これって暗算でいけるんじゃない?」
と声をかけて、子ども自身が「計算方法を選ぶ力」を育てていきたいところ。

とはいえ、「暗算なんて親でもできんよ」というケースも多いですが、最近テクニックはChatGPTでも色々紹介されているので、それも参考にするのがありですね。