中学受験する子供へのオススメ漫画として「Dr.STONE」という少年冒険漫画がよく紹介されます。
漫画からでも親として子供にも色々興味を持ってもらいたいので、購入してみたところ、あまりにも科学の興味をくすぐる話が満載でしたので、いくつかご紹介したいと思います。(素晴らしいシーンが沢山あるのですが、まず今回は冒頭巻でチョイスしています。)
DrStoneとは
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全人類が石化した地球から、数千年後に主人公が目覚め、石化した謎に迫りながら世界を科学で取り戻す冒険物語です。
この主人公が超優秀な科学少年で、話の中でも、炭酸カルシウムやら、滑車やら、電流や、電磁石などバンバン理科ネタがパロディ交えて飛び交います!
感動シーン1:わからねえことにルールを探すのが科学
Dr.STONE 1巻から
石化されたものを復活させるために主人公が色々素行錯誤を重ねますが何十回も失敗します。それを見て仲間が「科学ではわからないことがある」という発言しますが、最後には成功させ
「分からねえことにルールを探すクッソ地道な努力を科学と呼んでいるだけ」
と主人公は答えます。
今子供が学んでいる理科(科学)の勉強の根本原理に近い話で、「無理~」とすぐ諦めたり、非科学的なことを安易に信じてほしくない親としてカナリ感動しました。
感動シーン2:リアル滑車の人命救助
Dr.STONE 2巻から
2巻。木で下敷きになった人を滑車を使って人名救助するシーンですが、子供がプリント上で勉強したことがリアルにインパクト強く伝わるので気に入ってます。
抽象論だけだとやっぱり頭に残りにくいので、イメージ化のためこういう具体例はホント大事だなっと。
感動シーン3:少年漫画にロードマップ!
最終ゴールに向けてプロジェクトマネージメントするのは大人の世界ではある話ですが、
少年漫画で!
さらに科学の話をふんだんにちりまべて!
さらに病から救うためという胸熱展開で!
作り上げたのは、子供が科学に興味を持つ上で見事としかいいようがありません。
おわりに
この漫画は上記のように科学の興味フックを激アゲしてくれつつ、少年漫画特有の仲間との友情や敵との戦闘ギミックで世界に没頭させ、さらにケタケタ笑う声がリビングで響くくらいパロディ要素もあり、最近の漫画はココまできたのか!と親もびっくりな内容でした。
オススメできる漫画なので、少しでも興味が持たれたら幸いでゴザイマス。
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