分かってみればどうということはない

サピックスα1で2024年中学受験を目指した息子と理系リーマンパパの生活雑記帳

【小6サピックス:算数】夏期講習前にチェックしたい5つのポイント

中学受験まであと半年、いよいよ夏期講習が目前に迫っています。

「夏を制する者は受験を制す」とよく言われますが、その夏を有意義にするには今が本当に大事な時期。

今回は、サピックス保護者会でも話がでていた小6サピックス生のご家庭が夏期講習前に必ずチェックしておきたい「算数の確認ポイント5つ」をご紹介します。

① 1週間の家庭学習スケジュール決まってますか?

「とりあえず何かプリントやってるから大丈夫かな?」は危険。この時期、復習の量が増えてくるため、目的を持ったスケジュール管理が重要です。

  • 何曜日に何をやるのか?
  • 塾のない日はどこを復習するか?
  • 苦手分野に時間を割けているか?

ここがあいまいだと、ただの「作業」になってしまいがちに。

② デイリーチェック&土特の分野別プリント点が取れてますか?

デイリーチェックや土特の分野別プリントは、今の理解度を測る一番リアルなバロメーターです。点数に波がある場合は、

  • そもそも問題が理解してない?苦手な単元?
  • 理解はちゃんとしてるけど最後でつまらないミスしてる?

など原因を探っておくと後につながります。

③ 基礎トレ、毎日コツコツ続けていますか?

たかが基礎トレ、されど基礎トレ。

計算力・思考力の土台を支えてくれるのがこの「基礎トレ」です。

でも実は、この時期から抜けがち&雑になりがちなんです。

  • 飛ばしてる日がないか?
  • 間違いを放置してないか?
  • 時間内に終わっているか?

1日5分でも、積み重ねる力はあなどれません!

④ サピ授業中にメモをとってますか?

授業ではテキストに書かれていない重要な解き方のコツや考え方の視点を先生が話してくれます。これをメモする習慣は本当に大切。

自分の思考を辿れるので復習の効果もあがるので、「A6ノート」に書くよう先生から指導をうけていました。

⑤ 自分の苦手分野、はっきり言えますか?

自分の苦手分野がわかっていると「そこをなんとかしよう」と目的意識をもって夏期講習に望むことができます。

克服策が今はわからなくても、「苦手なんとかしたい意識」を常時もっていれば授業中の先生の発言も「これだ!」とスッと入りやすくなるもの。

夏の勉強に「目的」を作るのが重要で、「とにかく頑張る!」は、実は一番遠回りになってしまいがちです。

おわりに:夏はもう始まっている!

夏期講習が始まってからでは遅いこともあります。
だからこそ、今この時期にどれだけ準備できるかがカギ、特に最後の「苦手分野の把握」はよく先生がおっしゃってました。

心理学でも「特定のものを意識し始めると、それに関する情報が目に入りやすくなる現象」というカラーバス効果がよくいわれておりますからねぇ。