マコなり社長の「人生で必ず読むべき本 100選」に紹介されている「書く技術・伝える技術」を読んでみました。
参考になったところをあれこれ振り返りたいと思います。
購入した本
「読みてに負担をかけないビジネス文章」を作るための技術本です。
小説やエッセイなどは、次にどうなるか展開を楽しみますが、ビジネス文章の場合読みたくもない文を
読み手が仕方無く読む文章
なので、なるべく労力を使わせないことがテーマとなっていました。確かに、ビジネス文書なんぞ好きで読みたくないですよね。
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参考になったところ
- メンタルモデル(読み手の理解の世界)を配慮
- 「こういうことだろう」と心の中で描く世界。これが無視されたとたんに文はわかりにくくなる
- 「なのが原因です。~なのも原因です」よりも「第一の原因は~です。第二の原因は~です」の方が理解しやすい。
- 冒頭に重要な情報(総論)をまとめて書く
- 相手にメンタルモデルを作ってから読んでもらえる
- その後の文も総論の根拠を確認する形で読んでもらえる
- 詳細(各論)はパラグラフ(章)を使ってかく
- パラグラフ冒頭にも要約文でメンタルモデルを作る
- 並列な同じ構成・表現になるように意識
- 既知から未知へと情報を展開する
- 未知はメンタルモデルが活性化していないので頭に入ってこない
- 既知に未知をつなげて書く。
- 既知の情報はくどくてよい
- 並列情報は同じ構成、同じ表現で
- 一つの文には一つのポイントだけ
- 人は何故か無意識に文をつなげたくなる癖がある
- 「~て、~たり」など文を羅列しない。「~が」の逆説も使わない
- 手順ざっくり
- 総論をかく
- 各論の章を検討する
- 並列化できるものがないか?
- 各章の要約を作る
- 情報が既知⇒未知流れになってるかチェック
- 1つの文で1つのポイントかチェック
おわりに
確かにいきなり各論から話し始めて「ちょっとまって、これは何の説明なの?」と聞き返されるのは社会あるあるなので、こういう「相手の頭の中に地図を与える」テクの重要性を再度意識できたかなと。