中学受験本に出てきたのですが「ぱっと見素数」というものがあるようです。
その名の通り、一見素数のように見えるが素数に見えないもので、例えば
51/119
は上下とも素数のように見えて、実は17で約分できるというオチ。
100以下の数だと「51」「57」「87」「91」がぱっと見素数にエントリーされており、特に
「91」
は桁の各数を足しても3で割れないため素数に見えてしまう要注意人物だそうです。
※正解は7×13です。70の倍数で引いて残りが7で割れるかで7の倍数か判断する方法もあります。
ちなみに、100以上の数だと
- 119(7×17)
- 221(13×17)
- 1001(7×11×13)
- 1547(7×13×17)
あたりになり、入試の計算問題でも「実は13や17の倍数とわかっていると、筆算ガリガリせず簡単に素因数分解できるよ~ん」と登場するそうです。
そんなに数があるわけでも無いので、「この数字にピンときたら110番」的に覚えちゃうのがいいんでしょうね。