海城中学公式HPにある入試ポイント理科編のメモになります。
公式動画はこちらになります。
試験にでる問題について
問題作成で意識していること
- 「自然科学」に興味関心を持ってほしい(好奇心をくすぐる問題が出ている)
- 知らない事象でも持っている知識と関連つけてあれこれ考えてほしい
- 「自然の奥深さ」に思いを至らせてほしい
構成
- 物理 科学 生物 地学 4つの分野で満遍なくだしている
設問形式
- 計算、グラフ、語句、選択問題、理由を問う記述。色々でる
内容
- 簡単な問題がいくつも出る。(最低限の知識を問う)
- 一方で受験生が見たこともないような難しい問題もでる。
- モンゴルの丘の植生や、氷震(氷河の亀裂)の原因など。
- 習ってきた切り口とは違うものが出題される
解くポイント
- 簡単な問題は取りこぼさない。
- 難問はステップや誘導が必ずあるので、過程を理解する。
- 初めて見る問題でも文中にヒントがあるのでそれを丁寧に読み取る
- 理科は身近なものが題材になる
- アジの背骨のある部分をいれる
勉強アドバイス
- 物理・化学・生物・地学 4分野出るので幅広く関心を持つ。
- 食わず嫌いはダメで、大きな知識の穴をつくらない
- 難問だけでなく、覚えておかなければいけない基礎をキチンと頭に入れる。
- このベースが無いと思考力を問う難問が解けない。
- 過去問を実際手を動かしてやる。
- どのような思考の過程をとればよかったか、自分の知識とどう結びつければよいかを経験として積み重ねる。
- 鵜呑みや丸暗記でなく、なぜそうなるか?と能動的に考える
- ニュースや新聞に取り上げられることに興味関心を持つ
- 身近のことはたくさん問題にでるので体験出来ることは色々体験する。
- アジの背骨を書かせる問題が出たそうな。
おわりに
「試験問題は学校のラブレター」と良く言われますが、各教科学校側がほしい子供の思いが解説されておりその通りだなと感じさせられる内容でゴザイマシタ。過去問解きで「無理じゃね?」って問題が多くなると思いますが、「解けない問題は出しません」と先生方もおっしゃっているので、ヒントを見抜く力が問われてくるんでしょうね・・・
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