「朝日新聞EduA」という受験する子を持つ親向けメディアに、以下記事があがっていたので見てみました。
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記事によると
下線部サについて。議会で話し合われた内容を議事録に残すことは、民主的な政治を実現するうえで大切なこととされてきました。なぜ議事録を残すことが大切なのでしょうか。説明しなさい
という「議事録」に関する問題が麻布中学入試で出題され記事を見てみると
- 「帝国議会で議事録が正式採用された」点に関する設問
- 直前に「江戸時代までは"お触れ"という形を示すだけ」というリードがある
- 答えは「議論の経過を残すことが政治乱用防止につながる」ことをこどもたちが回答してくれるのが期待では。
- 「事実を知ることは民主主義の原点」とインタビューで答えていた福田康夫氏は麻布OB
という内容でございました。
中学入試問題に議事録?!
と最初はびっくりしましたが、「うだうだ議論して何も決まらない民主主義より、専制君主に任せてグイグイ進めてくれる方が良くね?」という現代ムードに対して、民主主義の存在を問うすごい問題だなぁと個人的に感動しました。
記事では他にも、武蔵中学が「物流」に関する問題も出しており、「社会や過去の歴史の出来事を自分ごととしてとらえる生徒」を有名中学様は望む傾向が益々強くなっているのかなっと。