分かってみればどうということはない

サピックスα1で2024年中学受験を目指した息子と理系リーマンパパの生活雑記帳

第4回サピックスオープン受験者の希望中学動向を見る

第1回第2回第3回に引き続き、12月初旬に行われた第4回サピックスオープン(公開模試)の入試動向についてサピックスから展開された動画のメモになります。

ただし今回は同日に別の公開模試もあり、当然希望者はそっちに流れるので人数比はあまり参考にならない会でした。

なお、「80%層」とは合格率80%を超えている人の割合、「50%層」とは合格率が50~79%の人の割合になります。

増えている学校

  • 駒東・・・80%層と50%層が昨年から2割以上増加。明らかに昨年より難しくなる。
  • 早稲田・・・昨年より25%ほど志望者増加。80%層も5割以上増。2/3の方も2割以上増えていて激戦。
  • 芝・・・昨年から1割以上増えてやや難しくなる見込み
  • 高輪B日程・・・昨年より希望者5割増し。80%層も2倍に。難度が上がる。
  • 高輪算数・・・全体2割増。80%層も約4割増えている。

減っている学校

  • 麻布・・・全体・80%層・50%層いずれも1~2割減少
  • 海城・・・2/1は全体で1割減少、2/3は変わらず。他塾の模試でも出願者は減っていてチャンス。
  • 武蔵・・・全体で約5%減。80%合格層も減っていて狙い目。
  • 栄光・・・全体で約15%減。80%層も2割減。狙い目。
  • 聖光・・・全体は微減だが、50%以上の層はあまり変わってない。
  • 浅野・・・50%/80%層いずれも1割くらい減っている。

おわりに

第1回目から「駒東」「早稲田」が増える傾向は結局変わらずでした。

駒東は2022年入試で算数がゲキムズ(受験者平均29.6点!合格者平均で35.5点![100点満点])になって、皆が一時的に忌避していたのが従来に戻った感じなのではと推測しております。

変わる大学入試と中学受験の算数問題 その実情とは(続編) | 中学受験のMIRAI