分かってみればどうということはない

サピックスα1で2024年中学受験を目指した息子と理系リーマンパパの生活雑記帳

「同じ勉強をしていてなぜ差がつくのか?」を読んでみたこと

Amazon評価が高かったので今回の連休に読んでみました。
色々参考になった点をご紹介したいと思います。

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あらすじざっくり

・差が付くのは日常から「考える」ことで頭を動かしているかどうかの違い。

・「考える力」は第三者から(自身へのの声掛けでも)育成可能

・主な具体的な子供への声掛けは以下(他にも色々紹介されています)

  - 疑問を持たせる声掛け・・「なぜだろう」「どう思う?」「どうしたらいい?」

  - まとめさせる声掛け・・「要するに?」「例えば?」

参考になった点

「勉強で差がつくのは考える力の差だ!」と言われると身も蓋も無いのですが、ちゃんと「子供への声かけで脳を動かす」という具体的なアクションが用意されてます。

TVで紹介される天才児のように興味のあるものに疑問を持って一人で吸収して成長していくようには現実なかなかいかないので、親の声かけ(質問)で子供の脳をガンガン働かせることが重要だなと再認識できました。

学生時代に「教科書は一度読めばわかる」という天才がいて、どうやったらそんなことが出来るのかと驚愕していましたが、この本のお陰で解の一部が見つかったような気がします。

親→子供の話だけでなく、会社の上司→部下や、自分→自分で自分の脳を動かす点でも応用が効く考えかと。

おわりに

現在(20/9)はKindle Unlimitedに登録されているので、契約されている方なら無料で読むことができます。塾紹介ビジネス臭ぷんぷん本や、著者ベタ褒めメール文ばかりの本などは辟易としてしまいますが、収穫のある本に出くわすとUnlimitedのお得感が半端ありません。