2023年サピックス中学入試分析会が動画配信されたので国語編のメモになります。
出題文の傾向
- 直近の出版物
- 難関校では約3割。年々傾向は変わっていない
- 世間で話題になっていること
- 2023年はやっぱりコロナ禍が多い
- プラス:人間関係つながり顕在化した
- マイナス:マスクが冬の季語でなくなる問題
- プラスマイナス色々な観点で出る。
- 2023年はやっぱりコロナ禍が多い
- 良いものを批判的にとらえる話
- 会社がSDGsをアピール⇒うさんくさい
- 「やさしい日本語」が広まる⇒豊かな表現力思考力がうばられる
- 絆世界で皆が一つ⇒自分で考える大切さが無くなる。
- 様々な観点から物事をとらえて考える力を求められる
- 他人との壁・隔たり系の話
- 絵の才能がある友人と、平凡な主人公の壁
- 転校先の祖母と馴染めない主人公の壁
- 埼玉と東京に済む友人の荒川の壁
- 周囲の目立たない人に寄り添う、想像させる力が問われる
- 大人視点の考えが問われる 出題
- 小学生に大人視点を問う話が多く出ている。
- 漫画家だった人が挫折から復活する話
- 不本意に書店に異動された人が転売ヤーと戦う話
- 対策として以下2つの力が必要
- 他者の状況を推し量る想像力
- 本文の内容を筋道をたてて理解する論理性
- 小学生に大人視点を問う話が多く出ている。
設問の傾向
- 編集者の視点を求める設問
- 筑駒の問題を原作者は解けないが編集者が解けた話。
- 学校は「編集者の視点」を求めている
- 一文一文細部を理解することを求められる。
- 答えの根拠が常識になる設問
- 文章にかかれていないことが出題されている。
- 話に合うイソップ寓話を選ぶ設問。知っていないと解けない。
- 本文に戦争の話は出ないが、2022年5月発売雑誌からウクライナ戦争と気づかせる設問。
- 上は大空の青色、下は花畑の黄色から国旗と気づかせる設問。
- サータアンダギーから沖縄料理と気づかせる設問。
- 現代社会の問題、地域文化、幅広い知識が求められている。
- 文章にかかれていないことが出題されている。
- 大学共通テストを視野に入れた設問
- 本文に関連するグラフ・図表があって複合して考える問い
- 生徒の会話で考えるからアクティブ・ラーニング的に考える問
- 平易なものが多い印象だが、今後も増えてくる。
傾向を踏まえてどう準備するか?
- 常識を拡大する
- 多くの情報に子供に触れさせて考える
- 親も関心を広げる声掛けを
- 気付きの力を養う
- 文章は「読めた」と「理解した」の差は「気づき」の有無
- 「気づき」には他者の視点が必要。
- 先生や友人の答えで気づきが得られる。サピ授業でお任せを。
- 粘り強く取り組む
- 勉強法はコロコロやり方をかえず粘り強く進める。
- 問題に諦めず頭で粘り強く考えるのが重要になる。
\ランキングに参加中 クリックいただけると励みになります/