分かってみればどうということはない

サピックスα1で2024年中学受験を目指した息子と理系リーマンパパの生活雑記帳

2023年筑駒学校説明会に行ってきた②~授業・イベント・環境など

筑駒学校説明会に行ってきたので、今回は授業・イベント・環境などで説明があったもののご紹介になります。

 

筑駒のルーツと理念

ルーツは農業学校
  • 元は東京農業教育専門学校。
  • なので、田んぼを持っていて田植えイベントがある。
  • 校章も麦の穂がモチーフになっている
教養主義の理念
  • 特定の教科にしばらない。
  • 大学を出た後に社会で多面的な知識を養うことを目的とする

授業

時間割
  • 8:20からいきなり1限の授業が始まる。HRや帰りの会が無い
  • 土曜は隔週。
授業内容
  • 先取り学習はしない。
  • 社会で役立つ教養を見ているので、大学受験は特に見ていない。
  • 先生も教科書を使わない。プリントを主に使う。
  • 教科によっては大学レベルの授業も行う。
  • 6年過ごすと学びたい道が決まる
  • 英語は話すことに特化
    • 自己紹介・夏休みの体験紹介・英語ディベートなど
  • 期末試験のみで中間試験がない
クラス
  • 3クラス120名体制。1教科は1先生が担当する。
  • 習熟度クラス無し。皆同じ授業を受ける。
  • 文系理系クラス無し。(大学受験は見ていない)

イベント

  • 地域研究(中2中3)
    • 地域の歴史・文化・産業・経済・自然。環境などから生徒がテーマを設定
    • フィールドワークで調査をする
    • テーマごとに班を作り、班ごとにレポートまとめてポスターやプレゼン発表会をやる。
    • 中2は東京、中3は東北でやる
  • 修学旅行が無い。(地域研究が代わり)
  • 音楽祭・文化祭・体育際があり皆参加する。
    • 体育祭はオリンピック形式でやりたい競技に参加するスタイル
    • 高3も参加する
      • 音楽祭明け7~8月の2か月は集中して勉強
      • 9~10月は文化祭、体育祭に集中(勉強できない)
      • 11月から大学受験勉強という流れ
      • 受験生は大変だけど行事がある方がメリハリになる

環境

先生
  • 先生はあまりあれこれと生徒に干渉しない。
  • 校長先生は生命環境系の先生で筑波大学の先生もかねる。
設備
  • 設備は古い。雨漏りもある。
  • クーラーも壊れても直せないレベル。
校則がほぼない
  • 金髪茶髪も人もいる。
  • アニメTシャツを着る勇者もいる。
  • 「学校のボス的な人が決めるしきたり」「裏のルール」などはない。
部活
  • ゆるい
  • 気軽に入部できて色々体験でる。入部届けがいらない。
  • 他学年との距離は近く、先輩上下関係などきつくない。
パソコン
  • 中学生だとChromeBookが貸与される。
  • 高校になると家庭で購入を求められる(8~9万円くらい)

自治の文化

  • 校則がほぼないが、生徒が自治で動く
  • 校外学習も班長が決まりを決め、日々の反省会などもやり、明日の連絡も生徒が生徒にする(先生が行わない)。持ち物ルールも生徒が決める
  • 文化祭も文化祭実行委員会が決める
    • 今年の混雑緩和のためのリストバンドも学生のアイデア。
  • 色々なジャンルの凄い人をそれぞれがリスペクトし合う。

おわりに

校則がほぼ無い自由(だけど放任)なイメージでしたが

自治の文化

が結構つきささりました。確かに生徒に考えさせて決めさせるのは、いやがおうでも一人称で動くし、社会ではマストな現状の問題解決力やブラッシュアップ力も鍛えられるので確かにリーダーが育つなと。特色多い学校なので説明受けてよかったとオモイマス。