サピックス様から展開される夏休み以降に向けて保護者が認識すべき内容の算数編になります。
夏期講習前のチェック
- 1週間の家庭学習スケジュールは問題ないか?
- ディリーチェック・土特の分野別プリントで点数がとれているか?
- 基礎トレをちゃんと毎日やっているか?
- サピックス授業のメモがとれているか?
- 自分の苦手分野を明確にしているか?(目的意識をもって夏に望めるため)
夏期講習
- 「弱点の確認と補強」が8割だけど、大型大問のテクニックなど入試本番レベルの新しい解法知識も授業もある。
- 授業前にディリーチェックやるので遅刻厳禁。
- 家庭学習は翌日のDCで点数とるよう準備。春期講習と同じ
- 授業のある日は実践編A~Eで間違えた問題の確認。2~3時間目安。
- 授業のない日は冊子の残りor苦手・怪しいものを。
夏期志望校別錬成特訓(夏期志)
- 秋から始まるSS(日曜)特訓のプレ講座的な志望校に向けた授業。
- 次回講義が始まる前に直しを終わらせておくこと
秋以降の学習
SS特訓
- 単科講座が「思考力」「解法力」の選択式になる
- 「思考力」は大型大問演習。筑駒・灘・開成・聖光など超有名校向け。α1授業に楽しくついていける人
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- 「解法力」は上記でない場合。基礎から発展まで幅広く行う。
平常授業
- 入試問題演習に取り組むのがメイン。
- 時間配分も含め、難しい問題の捨て問判断訓練もやる。
- 基本、授業の翌日までに直しをこなすことが必要になる。大変だが、夏期講習の荒波を進んできた子供の成長を見守る形。
過去問
スケジュール
- 夏季志終了後から開始し冬期講習前日までに終わらせる
- 夏期講習の復習を最優先で
- 難易度や形式に慣れることが目的。志望校別SOの前に1回はやっておく
- 早い時期に第一志望をやりすぎないこと。これから実力が伸びていくので直前でも出来るようある程度は残しておく。
やり方
- 第一志望は冊子全部。第2志望は半分。第3志望なら1/3が目安。
- とにかく時間厳守でやる。
- 解答用紙は実寸大でコピーする。
- 計算用紙は使ってOK。
- 解説が無い回があることがあるので、解説がある回をやること
- 1発勝負なので、2回やる必要ない。
- 直しは試験時間以上はかけず、あと一歩でとれそうなものを取り組み時間がかかった点を分析する。
提出
- 提出は任意。
- 問題用紙・解答用紙・オーダー用紙のメモも一つの封筒に入れて算数科の先生に提出する。他の科目先生にわたさないように。
- 途中式の考え方、捨て問の判定、ちょっとした解説をアドバイスする。
おわりに
触ってはいけないといわれる過去問についに手を伸ばす話のボリュームが厚めな会でした。平常授業、土特、日曜特訓の授業と直しがある間に、どうやって過去問やる時間捻出しているかしらんとなかなかいやな汗が出てくるこの頃でゴザイマス・・・