先のブログの通り鳥繁栄ボドゲ「ウィングスパン」を息子と2人でやってます。
『ドイツゲーム賞2019』大賞受賞作品だけあって、鳥の美麗なイラストといい、きめ細かいサプライといい楽しい点がとても多いのですが、2人プレイで遊んでいて若干つまらない展開になるケースがあるので、その課題を対処したことをご紹介したいと思います。
問題点とは?
カードの強さにバラツキがあります。
特に2人だと多人数プレイを想定したカードがすこぶる弱くなります・・・
色々様々な能力のあるカードを引いてどう組み合わせるかでワクワクとなるのですが弱いカードしか惹かないとかなりお通夜状態に。
試してみたこととは?
単純に弱いカードを抜きました。
やりすぎな面もありますが抜いたカードは以下のカード達です。
1.次の手順までに(ピンク帯)のカード
次の手順までの一回りしか能力が発動しないカード。
マルチプレイだと自分がくるまで複数人の行動に影響を与えられるのですが
2人だと1手順だけ効果が無いように動かれてあとは置物になります。
2.最右にあるとき別の生息地に移すカード
生息地を変えることで、鳥生成に必要な卵をセーブするのですが、これも移動だけで得点もリソースもカードも産まないのでなかなか活躍させられません。
3.能力が無いカード
能力が無い分鳥自体の点数が高いので、入れても良いかなと思ったのですが、能力が無いと楽しくないという息子の意見で今は全抜きしてます。
4.プレイ時のみ効果があるカード
ここもあっても良さそうなのですが「能力が1回のみであとは置物」ということでリストラに。ボーナスカードを追加でとれるカードもあるのですが2人だと結構引きで左右されてしまうので使っていません。
抜いてみてどうだったか?
プレイがすごくワクワクするようになりました。
強いカード(何か行動すると能力が発動するカード)しかないので、カードを引くときや、手札でウマイ組み合わせを考える機会が格段に上がります。
カード枚数自体もマルチプレイ向けにカードが170枚もあり、2人プレイだと半分以上余っていたので減らしたくらいでちょうどよいくらいでした。さらにカードが減ってシャッフルもやりやすくなってプラスです。
おわりに
楽しいボードゲームもつまらないケースがあると諦めて疎遠になったりもするのですが、色々新ルールを作るとより楽しくなるものだと気づけたのも収穫でした。
子供に対して工夫することの楽しさの経験になればいいかなと思ったりも。
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