十数年前に購入して以来、お蔵入りだったボドゲ「プエルトリコ」を息子が見つけてやりたいといってきたので、久しぶりにやってみました。
推奨人数が3人以上のゲームなので、2人だと色々ルール捻じ曲げたりして厳しいかなと思っていたのですが、2人用でも準備は簡単な上にちゃんと多人数と同様にプエルトリコの楽しさが味わえたので、ボードゲームを親子でやりたい方向けにご紹介したいと思います。
プエルトリコとは?
コロンブスがカリブ海の島々を発見したあとの時代が舞台です。
プレイヤーは欧州からこの島の入植者となって、サトウキビやコーヒーなど農場(プランテーション)を開拓して、工場から産品した商品を売ったお金で建物を建てたり、産品を出荷したりして島の発展度を競うゲームになります。
2002年生まれの古いボードゲームですが、ドイツゲーム賞を数々受賞して現在も世界ボドゲランキングでも上位に鎮座しています。
私も久しぶりだったのでネットで復習。
以下とても良くまとまっていて参考になりました。
2人でプエルトリコをプレイをするには?
使用するコンポーネントを少なくするだけでプレイできました。
以下はその一覧になります。
コンポーネント |
2人用でプレイする数 |
備考 |
プランテーションタイル |
35枚(コーン:7枚、インディゴ:9枚、サトウ:8枚、タバコ:6枚、コーヒー:5枚 ) |
それぞれ3枚ずつ除外 |
表向きにするプランテーションタイル |
3枚 |
プレイヤー人数+1枚 |
採石場 |
5枚 |
3枚除外 |
建物 |
生産施設 各2枚、紫建物 各1枚 |
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勝利ポイント |
65ポイント |
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入植者チップ |
42個(ストック 40個、移民船 2個) |
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移民船の最小入植者チップ数 |
2個 |
プレイヤー人数 |
産品コマ |
コーン8個、インディゴ9個、サトウ9個、タバコ7個、コーヒー7個 |
それぞれ2個ずつ除外 |
貨物船 |
4船と6船 |
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商店 |
変更なし |
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役割カード |
7枚(※金鉱掘り1枚を除外) |
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そのほか、お金は3ダブロン、初期農場タイルは1番手がインディゴ、2番手がコーンを入手した状態でスタートとなります。これも以下サイトがとても参考になりました。
2人親子プレイでやって見たらどうだったか?
そもそもプエルトリコは運要素が少ない超ガチゲームなのですが、拡大再生産の重量系ボドゲをいつも遊んでいるのでいい勝負ができました。
プレイ時間も説明書では90分~とありますが、2人だとパーツが無くなるのが早いのでだいたい40~50分くらいで終わります。
建物点数や、商品輸出など勝ちパターンがいくつもあるので、色々パターンを試してみたいと息子もかなり気にっています。
親としても、状況判断と計画性が常に問われるゲームなので、1手2手先を読むことを習慣化してもらえればとも。
なお、舞台背景が植民地時代なので、欧州の人がどういう目的で島にやってきたとか、世界情勢もついでにインプットさせておきたいなと思っていたりしてます。
おわりに
発売から約20年たっても、ボードゲーム愛好家から評価を受け続け、さらに2人でもじっくり楽しめるゲームなので、親子でボドゲ楽しみたい方はかなりオススメできると思います。
最近は日本語化も充実していており、あまりに我が家の一軍ゲームになったので買い替えたいなとも。