2023年12月の攻玉社学校説明会に行ってきたので、その内容のメモになります。
説明会の概要
- 「校長先生の話」「教育内容の話」「生徒の話」「学校見学」構成
- 説明は1時間+見学15分。見学は参加自由
- 席指定無し。早い人から前に座れる。30分前に行ったら4番目でした。
校長先生のお話
- 1863年鳥羽藩の蘭学塾が発端
- 攻玉社の「社」は人があつまる場所。「攻玉」は他山の石で玉を磨く意味
- 誠意・礼譲・質実剛健のマインドが3本柱
教育内容
重視スキル「説明力」「管理力」「失敗力」
- 「説明力」「管理力」「失敗力」を学校では重視。
- 説明力は自分が理解し、相手に理解もらう力。
- 伝わらないといくら理解してももったいない。
- 管理力は計画をたてて自己を管理する力。
- 管理のため、学校では手帳を中1に配布している
- 壁にぶつかっても失敗してもヘコたれず学びを得る力も重視。
3step育成プログラム
概要
- 中高6年を2年ごとに分割した3step制のプログラム
- 高1~高3を4~6年と呼んでいる
STAGE1(中1~中2)
- 土台を築くステージ。2年間トライアンドエラーで過ごす。
- 「国際学級」1クラス。「一般学級」5クラスの計6クラス体制
- 成績下位の人は指名制で補習もやる
- 英数国は希望者で特別授業も行う。
STAGE2(中3~高1)
- 個の力を伸ばすステージ。
- 成績上位40名が入れる「選抜クラス」が登場。
- 中高一貫だと起きる中だるみ防止のため目標を身近におく
- 「国際学級」は高1から一般学級に統合される。
- 卒業論文にもとりくむ。
- 「早く走るコツ」「ウィルスバスターは除去できるか」など題材は生徒が決めて各自掘り下げていく
STAGE3(高2~高3)
- 未来(大学・社会)に向けた人間性を育むステージ。
- 6クラスから8クラス体制に変わり少人数スタイルになる。
- クラス替えはしない。担任もかわらない
- 受験科目に対応できるよう「選択コース」「国公立コース」がある
イベント
- 中1は上野美術館めぐり、林間学校
- 中2は鎌倉散策、臨海学校(列に並び海を渡る)
- 中3はスキー学校
- 中学は学校伝統の自由研究発表がある
- 高1修学旅行は奈良京都
- 中3は論文中間報告あり
- 徒歩大会 こどもの国
- 5月にウォーキング大会がある(こどもの国で20Km)
入試
- 算国各100点、理社50点満点の計300点満点。
- 2/5の算数選抜は「答えだけの算数」と「文章題」の2つを解く
- 記述式は数式でなく文章でわかったところを書いても良い
- 「説明力」を重視しているため
- 2月1日と2日を受験すると、志望を熱烈しているとみなして合格点ボーダーなら合格させている、
- 上位10名は入学金免除の特待生精度あり
黙想
- 授業前にやるルーティン。
- 手、姿勢をただし呼吸をととのえる
- 授業はとても大事であり、気持ちを切り替える。
- 6年間ひたすらやる。精神統一のため大学入試前にやる人も
おわりに
「3stepプログラム」「上位選抜クラス体制」「黙想の文化」など色々特徴が見えた説明会でゴザイマシタ。最寄り駅(不動前駅)から徒歩数分で行けるのも魅力の一つかなっと。