分かってみればどうということはない

サピックスα1で2024年中学受験を目指した息子と理系リーマンパパの生活雑記帳

【2023年】海城中学説明会メモ~社会が求める人材を育てる

サピックス主催(サピ生でないと申し込みできまへん)の海城中学説明会にカミさんが行ってきたので、その内容のご紹介になります。

 

海城が目指す教育⇒社会が求める人材を育てる

中田先生が語る最近の子供の傾向

  • 忘れものが多い(弁当忘れて親が届けることも)
  • 体験学習でも平気で失礼なことを言う
  • 依存心が強く受動的
  • 対人関係構築力が低く、相手への共感が低い
  • 心がおれやすい

社会が求めている人材

  • 先が読めない他者を共感的(VUCA)な時代
    • 自立・主体的な行動・タフさが求められる
  • 社会に有意な、社会に活躍できる人材を育てるために、人間力と学力を育てるのが海城の大方針

そのための新しい学力

  • 課題設定&解決能力を育てる
    • 教科書を使わずに課題設定・情報収集・分析を行う社会で行う
      • 1週間に4時間は割く。
    • 仮説検証の実験を徹底的にやる
      • 中1では豚の解剖を行う。(’脳や心臓等も)
      • 医学部への興味が出た生徒もに行きたい人も出た
  • コミュニケーション力を育てる
  • 他にも、Z会・JAXAと共同で宇宙飛行士の訓練方法を活用した非認知スキル(※)教育も取り組んでいる。
    • 非認知スキルとは協調性、コミュニケーション力、やり抜く力、忍耐力、計画性、自制心、意欲といった数字にしにくいもの

そのほかの学習

  • 中1のみ短期の水泳教室がある。
  • ICT教育として、中1から高1まで情報の授業がある。
    • mac book air1人1台使う
  • 基礎固めの補修の講習あり
    • 放課後に中1から高1まで受講できる(2000円×6回)

その他(学習方針以外)

教室

  • 約40~42名×8クラス
  • 先生は6年間持ち上がり。
  • 毎年クラス替え有り。
  • 高2で文理が分かれる。

部活

  • 中学生は98%が部活に参加。
  • 運動部は週3から週4活動

進学

  • 23年大学入試。75・2%が現役合格。
  • 9人が国立医学部
  • 昔は50%だったので向上

受験

  • 通知表のコピーが必要
  • 教科ごとに足切り点あり
  • 23年合格最低点
    • 2/1は250点、2/3は254点
    • 65%過去問とれるのがボーダー

そのほかのそのほか

  • 校長先生は国際バカロレア(IB)教育の国内第一人者だが、学校はバカロレア校にするわけではないとのこと。
    • 国際バカロレアとは世界的な学習プログラム。取得すると世界に通用。
  • 創立者の古賀喜三郎さんの玄孫(やしゃご:孫の孫)は皇后雅子様。

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