サピックス主催(サピ生でないと申し込みできまへん)の海城中学説明会にカミさんが行ってきたので、その内容のご紹介になります。
海城が目指す教育⇒社会が求める人材を育てる
中田先生が語る最近の子供の傾向
- 忘れものが多い(弁当忘れて親が届けることも)
- 体験学習でも平気で失礼なことを言う
- 依存心が強く受動的
- 対人関係構築力が低く、相手への共感が低い
- 心がおれやすい
社会が求めている人材
- 先が読めない他者を共感的(VUCA)な時代
- 自立・主体的な行動・タフさが求められる
- 社会に有意な、社会に活躍できる人材を育てるために、人間力と学力を育てるのが海城の大方針
そのための新しい学力
- 課題設定&解決能力を育てる
- 教科書を使わずに課題設定・情報収集・分析を行う社会で行う
- 1週間に4時間は割く。
- 仮説検証の実験を徹底的にやる
- 中1では豚の解剖を行う。(’脳や心臓等も)
- 医学部への興味が出た生徒もに行きたい人も出た
- 教科書を使わずに課題設定・情報収集・分析を行う社会で行う
- コミュニケーション力を育てる
- 生徒が会話しながらミッションクリアを進めるプロジェクトアドベンチャーを取り入れている。⇒中学1年 PA(プロジェクトアドベンチャー)研修 – 海城中学高等学校
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演劇スタイルで割り当てられた役割や立場で想像力を鍛えるドラマエデュケーションも取り入れている。
- 他にも、Z会・JAXAと共同で宇宙飛行士の訓練方法を活用した非認知スキル(※)教育も取り組んでいる。
- 非認知スキルとは協調性、コミュニケーション力、やり抜く力、忍耐力、計画性、自制心、意欲といった数字にしにくいもの
そのほかの学習
- 中1のみ短期の水泳教室がある。
- ICT教育として、中1から高1まで情報の授業がある。
- mac book air1人1台使う
- 基礎固めの補修の講習あり
- 放課後に中1から高1まで受講できる(2000円×6回)
その他(学習方針以外)
教室
- 約40~42名×8クラス
- 先生は6年間持ち上がり。
- 毎年クラス替え有り。
- 高2で文理が分かれる。
部活
- 中学生は98%が部活に参加。
- 運動部は週3から週4活動
進学
- 23年大学入試。75・2%が現役合格。
- 9人が国立医学部
- 昔は50%だったので向上
受験
- 通知表のコピーが必要
- 教科ごとに足切り点あり
- 23年合格最低点
- 2/1は250点、2/3は254点
- 65%過去問とれるのがボーダー
そのほかのそのほか
- 校長先生は国際バカロレア(IB)教育の国内第一人者だが、学校はバカロレア校にするわけではないとのこと。
- 国際バカロレアとは世界的な学習プログラム。取得すると世界に通用。
- 創立者の古賀喜三郎さんの玄孫(やしゃご:孫の孫)は皇后雅子様。
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