本は場所をとるのでデータ化して断捨離したいですが、業者にお願いしたり高価な裁断機を準備すると場所が必要だったり万単位のお金とがかかります。
今回は、紙送りが出来るスキャナを使って裁断機を使わない自炊をやってみたので、その内容をご紹介したいとオモイマス。
準備したもの
紙送り&両面スキャンが出来るスキャナ
受験塾目的で購入したMFC-J6983CDWを使いました。
本はページ数が大量にあるので紙送り&両面スキャナ出来るのが大変便利です。
そんな感じで1/4の塊に本を分割します。
刃を回転させながらじわじわと切っていくので50ページくらいでだいたい2分くらいかかりました。
裁断開始からここまでだいたい10分くらいでした。
あとは、愛機の用紙送り&両面スキャン可能なブラザープリンタ(MFC-J6983CDW)で読み込ませることで完了です。
本はページ数が大量にあるので紙送り&両面スキャナ出来るのが大変便利です。
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ロータリーカッター
本をバラバラにするため裁断用カッターです。
円形の刃を押し当てて推し進めて刃を回転させて複数ページを切断します。
実は、これを購入する前に通常のカッターでやって見たのですが、
- 力と時間がかかる(ページ数に比例)
- 紙くずが大量に発生する(同じ場所に刃が当たらずに切るため)
- 断面がキレイにならない
ので、阿鼻叫喚の渦に突入してしまいましたので、ロータリーカッターはマストと考えています!
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カッター(厚物切用)
こちらのカッターは「最初に本全体をなん分割かに分ける用」のカッターです。
ロータリーカッターといえども、大量ページ(200ページくらい)の単行本をいきなり切ろうとすると、力や時間がかかる上、刃が同じところに行かず紙くずが大量発生しました。まず本を1/4くらいに分割することで、スマートに各個撃破できます。
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滑り止め付きの定規
ロータリーカッターを定規に当てて、本を真っすぐにに切っていくため
- 滑り止めのあるもの
- 刃が当たっても削れにくいもの(プラスチックの場合は削れるリスクが)
として以下を使いました。
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カッターマット
力を入れてカッターで切るのでマットは必須でした。
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実際のやり方
この本を自炊してみます。だいたい230ページくらいの単行本です。
まず表紙を外して、厚物カッターでだいたい真ん中のページを切断します。
定規は不要でページの間に刃を当てるだけであまり力を入れずに切れました。
そんな感じで1/4の塊に本を分割します。
いよいよ裁断です。
滑らない定規をあててロータリーカッターで定規に沿って切断していきます。
刃を回転させながらじわじわと切っていくので50ページくらいでだいたい2分くらいかかりました。
これを4つに分割した本それぞれにやるとバラバラに
裁断した断面です。刃の当て方がまだ甘いのでカスが残ってますね。裁断開始からここまでだいたい10分くらいでした。
あとは、愛機の用紙送り&両面スキャン可能なブラザープリンタ(MFC-J6983CDW)で読み込ませることで完了です。
注意点
・紙くずが出やすいので多少でても大丈夫な大丈夫な場所でやった方がいいです。
・裁断が中途半端でプリンタ読み込みエラーになりやすいです。
特に以下でよく失敗していました・・・
特に以下でよく失敗していました・・・
(1) 全ページがバラバラになっているか確認(くっついているとエラー終了)
(2) プリンタが詰まりやすい厚い紙は極力除去(最後のページで詰まると悲惨)
(3) プリンタ許容メモリ量超えないよう分割して読み込ませる
おわりに
新たに購入したものは、ロータリーカッター(1470)、定規(342)、カッター(397)、マット(577)で2786円と、スキャナがあるとだいたい3000円くらいで自炊環境を作ることができました。本の自炊を検討されている方のなにかの参考になりましたら幸いです。