サピックス様から展開される保護者向け動画の国語編の内容メモになります。
後期学習に向けて
家庭勉強時間が無い⇒授業内完結を
- 後期はやることがふえるが時間がない
- 「国語A読解」「土特」の家庭学習時間をへらさざるをえない
- 自宅で読み直す時間はない
- 授業で解説を聞いてメモし授業内完結が基本。
- 家でやるのは授業でメモったポイントを更新する程度になる
- 国語Bでテーマ理解できないなどポイント絞るのは十分有り
サピックスオープンで出題した話は読んで
- 「新刊本」などサピックスが入試に出る物語をあてにいっている。
- 毎年どこかしらあたっている
- 似たようなテーマがでるので、本文がどういう話か整理すること
- 子供は誤読することがあるので保護者も目を見て、中身を理解しているかヒアリングでチェック
漢字を確実にDCで満点を
- 漢字を「タダの知識」か「意味がわかる」だけで雲泥の差
- 一度で良いので大きく見本通りに書いてみる
- 熟語はバラして意味を理解する
- 字の意味を確認し同じ意味の熟語をかいてみる
- テストで✕の漢字はなぜそうだったか改善点をメモして積み重ねる
家庭で取り組むもの
「前期国語Aテーマ別コトノハ」は適宜復習
- サピックス英知を結集した国語出題あるあるなので必ず復習。
- まず関連する問題にふれ、良く出る言葉や流れにマーカーをつけ、自分でまとめているよくでる言葉集を更新してアップデート
- 読解あるある常識はあればあるほどよい
- 「知っているだけで解ける問題」があるのも事実。知識があればあるほど入試では有利に
- 「種の生存のために生物は進化した(レミングの集団自殺など)は俗説」というテーマなど難関校で出ている
土特の最難関プリントは直しを
- 志望校対策になっているので直しをやる
- 授業でやらない問題は家庭でやらないで良い。やるものは先生から指示がでる
SS「語彙力完成プリント」で語彙力を養う
- これも国語科がかなり力を入れたもの。誤答の選択肢も力が入っている
- わからない問題でなく言葉にチェックすること。
- 量が多ければ親も協力して最優先語彙をフィルタする。
過去問について
- 冬期講習前までに
- 1月は読解など培ったポイント整理にあてる
- 最新年度は最後にとっておくのもあり
- 量
- 1週1回。多くて20回
- 第一志望でも10回やるのは厳しい
- 回数をやるより、学校の傾向をつかむのが大事
- 自分から改善の質問も無いのに過去問をやるのはNG
- 今のうちスケジュールを立てておく
- 問題傾向が変わる前は外す
- 大問2つが大問1に変わったときなど問題傾向が変わる前の年は外す
- 提出
- 任意。義務ではない。
- 提出するケースは何を先生に見てほしいか明確に。
- 質問がある、直しのやり方を確認してほしい等
- フェリス・SFCなど自由作文があるものは、提出を呼びかけている。
その他(よくある失点と対策)
- 語彙がわからない
- 周りの大人が語彙に容赦しない会話を
- 主語がない回答をしてしまう
- 問題を読んだら主語をメモする
- 傍線部の内容理解をとりこぼす
- 傍線部をバラしてみて個々に考える
- 結論部をはずして答えてしまう
- 初めに結論を考え、問題とつなげて齟齬がないか確認する
おわりに
親が学生時代なんぞ、現代文や国語などシステマチックに勉強した記憶が無いのですが、読解ひとつをとっても徹底的に出題されるテーマやパターンを列挙して刷り込ませていただけるサピックスのカリキュラムは頭が下がります。あとは息子がどれくらいあるあるを熟知しているかそれとなーくヒアリングですなぁ。