サピックスの先生には6年生になったら6時には起きましょうと何度も何度も何度も言われましたが、直前になっても7時に起きることすら苦痛だった息子のため、1月校からとにかく中学受験本番では前泊しまくりました。
やって良かった点や注意点など残したいとオモイマス。
前泊のメリット
交通移動の疲れが減らせる
電車移動は結構体力取られる上に、万が一座れない状況になると激しくスタミナが奪われます。あと、朝での移動はどうしても人が密集しており、パーソナルスペースに人がいる状態も結構ストレスに。
息子も電車大好き!ってタイプでなかったので、電車移動時間は極力減らしたいところでした。
ダイヤ乱れの耐性が強い
電車が予定通りこないとそれだけで不安の嵐に飲み込まれますが、ダイヤ乱れても最悪ホテルからタクシーというカードがあるのはデカいです。
親の待機場所になる
マンモス校の受験だと、当然親の待機場所も大混雑になりますが、前泊ホテルがちょうどいい待機場所に早変わりになります。最近1100チェック・アウトが増えているのも追い風。
やっぱり朝余裕が出来るのがデカい
当たり前ですが前泊すると移動時間が(場所によりますが)15分程度などになるので、朝起きてからプリント1枚やって頭切り替える余裕も生まれます。
前泊の注意点
子供が寝れる環境か?
学校に徒歩圏内で行けて立地が最高でも、繁華街で周囲がうるさかったり、壁が薄かったりで、子供の安眠が阻害されては、翌日の試験に響きます。結構口コミの情報が貴重です。
加湿器があるか?
大人に比べて子どもの粘膜は弱く、部屋の中が乾燥するとすぐに風邪するそうなので加湿器もマスト。部屋に無くてもフロントに言えば貸してくれるホテルもあるので事前チェックすると吉です。
駅から近いか?
駅までが知らない道で、不安になったり迷ったりしては本末転倒な上、前泊するとガラガラを引いて移動になるので、多少高くてもやっぱり駅近のホテルが良かったです。
机があって適度に広いか?
試験前日はこれまで書いたノートを見たり、重大ニュースやコアプラスを見るので、机がある部屋が重要に。宿の料金が安くてお手頃だったりすると、丸い小さいテーブルしかなかったりするので、写真に騙されず勉強する環境があるかはチェック項目だと思いました。
ガラガラ移動を想定した行動
前泊は当然着るものやら荷物が増えますが、移動となるとガラガラを引いていかないといけません。中学受験は父・母で別行動が必要になるケースもあったり、移動先が登り坂だったりするとガラガラ移動も大変なので、この間はガラガラ移動だけど大丈夫だよね?というチェックが必要でした。
おわりに
もちろん前泊はお金がかかる上、寝る環境が変わる(枕や布団が変わる)デメリットもあり諸手を挙げてオススメできないかもですが、朝の時間に余裕が生まれる点は肉体的にも精神的にもメリットが大きく、色々何泊もしましたが良かったとオモイマス。
息子が別環境でも寝れたのがラッキーだったと思いますが。