Evernoteの代替えとしてUpNoteアプリを使ってみたお話になります。
Evernote10年以上使ってました
旅行などの予定、備忘録メモ、ブログ下書きなどで、ノートアプリEvernoteを10年以上使っています。掃き溜めメモが殆どですがノートも10000個以上あり、無課金だと共有端末数やアップロード容量など制限多いのでサブスク(年4500円)にも登録してました。
基本クラウド(GoogleドライブとかDropBoxやOneNoteとか)は個人が入れる量に上限がありそれを超えると課金が必要になりますが、Evernoteの場合、月々のアップデート容量にプランごとの制限があるだけで、個人アカウントトータルの容量上限が無いのが最大の魅力と思ってます。
Evernoteの方向性に超不安⇒代替え検討へ
ところが、2年ほど前から動作が劇的に重くなる改悪アップデートが入り、使いずらいので旧アプリ(Evernote Legacy)を使っていたところ、つい先日アップデートしたら旧アプリが消える事件が発生。そんときの記事はこちら。
- 公式から使っている旧アプリダウンロードページがなくなってしまい、将来使えなくなるのが濃厚
- そもそもアプリ動作が重い(Windows版)
- Evernoteの機能強化の方向性が個人向けメモアプリよりかは、ビジネスチック(共同編集やAI機能)に進んでいる。Evernote の価格プラン改定と今後の機能強化に関するお知らせ | Evernote 日本語版ブログ
- 年4500円サブスク代は決して安くない。
ことから、代替えアプリを検討することに。
UpNoteを使い始める
ノートアプリはOneNote、Notion、ScrapBox、obsidianなど他にも数多あるのですが、ネット情報色々調べたところ「UpNote」というアプリを使い始めてみました。
UpNoteの良いところ
1週間程度プレミアム版を使ってみて良かった点はこんな感じ。
- 起動が早くてサクサク。
- アプリ版もあるので携帯でも確認できる(しかも重くない!)
- デザインがEvernoteとほぼ同じなので違和感が少ない
- 機能がメモシンプルで個人ユーザ向け。
- ノートでフォント情報が無視されるので、ペーストが楽
- 価格が良心的
- サブスクなら月100円、買切4000円なのでEvernoteより割安(23/5現在)
- ノートブックの下に複数階層で作れる(Evernoteだと1段だけだった)
- ノートブックに表紙画像入れられるので視認性があがる
Upnoteのデメリット
勿論、Evernoteより安い点もありデメリットもありました。
- ノートサイズは課金ユーザでもMax20MB!
- OCR機能がなく、画像が検索対象ならない
- ノートの移動がマウスドラッグで出来ない(メニューから選択が必要)
- 貼り付ける画像の画質が劣化する
- スキャナから自動アップロードが出来ない(evernoteならscansnapから可)
特に、Evernoteユーザで大きいのは「ノートサイズMax20MB」で、サピックスのプリントpdfは軒並みNGでした。全ての情報を一箇所に!というテーマではUpNoteはちと厳しい感じです。
おわりに
ノート容量Max20MBのデメリットについては、あれもこれもと一元で登録すると、ノートアプリが重くなる要因にはなるので、
- ノートアプリはあくまでメモを中心に
- pdfのように容量が大きいものはクラウドは自宅のBackUpディスクに保存
のような使い分けが必要だな・・・と感じるこの頃でゴザイマス。
使ってみてデメリットがメリット凌駕するようでしたら、Evernoteの年の継続課金は止めようかなっと。(無課金でも過去のノートは残るので)