ITの応用的知識を問う国家資格「応用情報技術者試験」を受けることになりました。
この試験、午後の記述は10種類から4つ分野を選んで解くシステムなのでどの問題がハードルが低いのかネット情報を片っ端から見た結果をご紹介したいと思います。
各分野の傾向
問1セキュリティは必須問題なので、問2~問11の10分野についての結果になります。
問2 経営戦略 ○
- 国語力問題なので、答えが問題文に隠れていることも多いが、財務諸表系の知識問題が出ることも(ROIとか、資本負債とか)
- 問題が簡単なラッキー回がたまにあるそうなので○予備に。ただし知らない問題多ければすぐ捨てる形で。
問3 プログラミング ×
- プログラミング経験有れば狙うのが吉。ただし、未経験者・文系では厳しいもよう。当然経験無い場合は避けるので×。
問4 システムアーキテクチャ ◎
- 問題文に答えがあったり、計算問題も多く得点源になりやすい。
- 問7に次いでオススメするネット記事が多く、過去問もそこそこ出来たので◎。
- クラウドやIoT知識が最近の出題傾向なので準備しておく。
問5 ネットワーク ○
- ネットワーク知識問題が多いので、インフラ系の仕事をしているなどその知識有無で選択する。
- 回によって難易度の差が出あるので、簡単だったらチャレンジが良いそうな。
- セキスペ試験でネットワーク・セキュリティしこたまやったので、○予備に。
問6 データベース ×
- SQLなど一番知識と専門性が非常に問われる。業務を齧っていなければ逃げるが吉なので×
- 過去データでも正答率が低いもよう。
問7 組み込みシステム開発 ◎
- 特別な知識があまりいらず製品の動作の流れやなど問題文読めばイメージしやすい問題が多い
- 大抵の記事は問7をオススメしており、逆に否定的な記事が見たことがない。
- 答えも問題文に隠れることが多く、選択をオススメするネット記事も多く◎に
問8 情報システム開発 ×
- 開発段階の抽象的な設計手法など、イメージが難しい問題な上専門用語も多くムズイ。
-
未経験者は避けるのが良いネット記事が多く×。
問9 プロジェクトマネージメント ○
- リスク管理、インシデント対応、コスト工数見積もり、派遣請負、図の名称などの知識が問われる上問題文も長く国語力も問われる。
- ネットでは国語力なので◎オススメという人、得点率が低く×な人と意見が人によって一番分かれている印象。
- 過去3回やってみて半分くらいしか出来ていなかったので×or○に。
問10 サービスマネージメント ◎
- 特別なスキルがなくてもシステム運用・開発・インシデント対応などIT業務経験があればGo。
- 問8と同様ここも人によって○×が分かれているので、自身の感触は過去問チェック要。
- 自身の業務に関連が多かったので◎へ。
問11 システム監査 ◎
- システム運用において、手入力とか担当者だけでできるとかあれれ?と思えるかが鍵
- 答えが問題文になりやすいのでオススメという人と、業務経験が無いと難しい意見があり割れている。
- 権限の分離系がよく出る(一人で入力と承認をやっていたり、1アカウントを共有が使っているとダメなことを指摘させる)
おわりに
様々な記事を参考にさせてもらい、過去問もいくつかやった結果以下のようになりました。
- ◎本命:問4(システムアーキ)、問7(組込システム)、問10(サービスマネ)、問11(システム監査)
- ○予備:問2(経営戦略)、問5(ネットワーク)、問9(プロマネ)
- ×捨てる:問3(プログラミング)、問6(データベース)、問8(情報システム開発)
過去問やってみると、これまでのIT系業務経験や知識にも依存しており、問題のイメージが(過去の業務から)パッと思い浮かべられるかでも得点率が上下するので、オススメ情報も参考にしつつ、一度2回分程度過去問を全て解いてみて自分の得意か苦手かを見極めるのが良いかなと思いました。
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