
中学受験では大量に覚えることが出現する「植物」
親が学生時代も結構苦手でした。
サピ先生方も受験生が苦戦するのはご承知のようで、サピックス保護者会でも生物に関したお話があったのでご紹介したいとオモイマス。
「植物が苦手」は「暗記が苦手」
植物が苦手というのは、つまり暗記が苦手ということです
と第一声耳の痛いお言葉がありました。
膨大な植物の名前や特徴をバラバラに丸暗記しようとするから、脳のキャパシティを超えてしまうんでしょうね。
【原則】を覚えてから例外を覚える

先生が教えてくれたステップがこちら。
- ステップ①:まずは「原則(基本の共通点)」をガッチリ押さえる
- ステップ②:「原則から外れるもの(例外)」を優先的に覚える
この「原則と例外」のセットで覚えると、ガムシャラに覚えるより「覚えるべき対象が圧倒的に少なくなる」上、覚える工夫をゲーム感覚で楽しむことでモチベーションが維持しやすくなるとのこと。
例えばこんな感じ。
例①:双子葉類(アブラナなど)の網状脈と花のつくり
【原則】:葉脈がネット状(網状脈)の植物は、花弁(花びら)が合体しているか、5枚(または4枚)に分かれている。
【例外】:ユリ、チューリップ
(ユリやチューリップは、花びらが6枚に見えるけど、実は単子葉類=平行脈の仲間。この「見た目に騙されやすい例外」だけを狙い撃ちに)
例②:土の中にできるイモ(根か、茎か)
【原則】:土の中にできるイモは、基本的には**「根」**がふくらんだもの(サツマイモ、ダリアなど)。
【例外】:ジャガイモ、サトイモ、ハス(レンコン)
(これらは「地下茎」という、土の中にある「茎」がふくらんだもの。中学受験ではこの例外トリオが超頻出)
「全部を1から10まで覚える」のではなく、「基本のルール(原則)を1つ覚えたら、あとははみ出し者(例外)だけを覚える」。これだけで、暗記の負担は半分以下になります。
最強の理科教室は「毎日の食卓」

もう一つ、先生が「今すぐ家庭でやってください」と強調されていたのが、日々の食事の会話。わざわざ机に向かって図鑑を開かなくても、毎日のごはんの時間が最高の学びの場になるそうで。
例えば、食卓に並んだ野菜を見ながら・・・
「肉じゃがに入ってるジャガイモ、根っこじゃなくて何だっけ?」
「ブロッコリーって、確か『つぼみ』だったよね」
「このキャベツって何科だったっけ(正解はアブラナ科)。」
とおしゃべりする形。
子どもは「勉強させられている感」ゼロだし、自分の知識はアピールしたいのでのデータベースから知識を瞬時にひっぱる訓練にも。
おわりに
「原則を覚えて、溢れたものを拾うのは」色々な暗記分野で応用が聞きそうはサピ先生のお話でゴザイマシタ。
原則に則ってないと、「何で法則通りじゃないんだよ!」とイラたつこともありましたが、世の中例外はつきものだし、そういうことに柔軟に脳を働かせることも求められているんでしょうね。