分かってみればどうということはない

サピックスα1で2024年中学受験を目指した息子と理系リーマンパパの生活雑記帳

【中学受験】植物が苦手な子こそ見てほしい!「楽しく覚える」植物攻略法

中学受験で苦手な子も多い分野といえば「植物」。実は私も超苦手でした・・・

サピックスでも植物で悩む相談が多いようで、色々保護者会で攻略ネタのお話がありました。いくつかご紹介したいとオモイマス。

植物が苦手な子=暗記が苦手な子?

植物分野が苦手なお子さんの多くは、「ただ覚える」のが苦手。

例えば、「アブラナ科の植物を言いなさい」「花のつくりを覚えなさい」などと突然言われても、ピンとこないのは当然。

そこで、「原則」をつかみ、「例外(外れるもの)」を優先的に覚えるだけで、ぐっと覚えやすくなります。

原則と例外でメリハリ暗記!

たとえば、

  • アブラナ科の植物は4枚の花びらが十字に並ぶ
  • 多くの植物の花は「がく・花びら・おしべ・めしべ」がそろっている

というのが「原則(基本ルール)」。

それに対して、

  • タンポポの花びらは5枚じゃないように見える(実はたくさんが集まっている)
  • ツユクサは花びらが3枚しかないように見える

といった「例外」や「見かけと違う植物」は、優先的に覚えると印象に残ります。

全部を丸暗記するのではなく、

先ず原則⇒そこから外れるもの

という流れで学ぶことで、記憶にも残りやすなります。

毎日の食卓が“最高の教材”!

植物を身近に感じられるようにするには、食卓の会話が効果的です。

たとえば、

  • 「今日のサラダに入っているブロッコリー、どの部分を食べてるんだと思う?」
  • 「ほうれん草の葉を食べてるけど、にんじんは何の部分かな?」
  • 「じゃがいもは根じゃないよね。なんだっけ?(茎が正解)」

など、クイズ形式で話ネタにするのも手。子どもはリアルでものを見ているので、自然と知識を吸収していきやすくなります。

科(か)を意識した話題で知識へ!

中学受験では「○○科の植物」が問われることも多いです。

「キャベツはアブラナ科だけど。じゃあ、同じ仲間には何があったけ?」と仲間を探す会話ネタにすると理解が広がります。たとえば:

  • アブラナ科 → キャベツ、ブロッコリー、大根、菜の花
  • ナス科 → トマト、ピーマン、ジャガイモ
  • マメ科 → 大豆、えんどう、アカシア

こうやって、「家でよく出る食材」を軸にして、他の植物の分類を広げていけば、無理なく知識がつながっていくことも。

おわりに

植物の学習は無味乾燥に「暗記しなきゃ!」と思うほど苦しくなります。

✅ 原則→例外を押さえる
✅ 食卓を教材に活用する
✅ 仲間(○○科)でつなげた会話ネタ

といった工夫で苦手だった植物分野が「楽しくて得意」に変わることも。ただし、その前に親も色々勉強しないといけませんけどね・・・