
中学受験の理科は、その年によって平均点が大きく変わりやすい科目です。
平均が4割程度になるような「爆難」の年もあれば、数年前の開成のように 70点満点で60点が平均点のような易しくなる年も。
この点は、サピックス保護者会で理科の先生もよく強調されていたので、当時の話を紹介したいとオモイマス。
なぜ理科はこんなに難易度がブレるのか?
理科は以下傾向があり、これらが重なることで、平均点が爆上がりする年も、爆下がりする年も出やすくな。
① 出題の自由度が高い
物理・化学・生物・地学のバランスは学校次第。
どれを重くするかは作問者の裁量により、これだけで難易度が大きく変わる。
② 計算量の多さ・重さで難易度が激変
計算が2~3段階になると、一気に受験生が脱落。逆に、計算が軽い年は誰でも高得点になりやすい。
③ 全員が絶対取れる“基本”問題を作りにくい
算数の計算、国語の漢字のような「絶対に取れる問題」が理科には少ない。
④ 資料読み取り問題は作問者次第で難問化
実験手順が長い、表が複雑、条件が多いだけで難易度が跳ね上がる。
⑤ 学校によって“基本”の定義が違う
ある学校では基本でも、別の学校では応用扱い。そのため、基本問題の量や質が年でぶれる。
だからこそ「過去問では難易度の見極め」が重要に
こうした傾向が「理科」は強いため、過去問を解く際は「難易度の見極め」を意識しておくのがいいよとアドバイスされていました。
確かに本番で難問が出たとき
- 「うわ、難しい!やばい!」「全然できない…終わった…」
と焦るのではなく、
- 「理科は難しくなることあるあるだよね」
- 「これは平均点が下がるタイプの問題だな」
と、冷静に仕切り直せるようになるのはデカイですからねぇ。