分かってみればどうということはない

サピックスα1で2024年中学受験を目指した息子と理系リーマンパパの生活雑記帳

魔法使いでない生成AI~2025年「AI活用圧」と現場のリアルな1年

特別お題キャンペーン #2025年仕事の思い出

に乗っかって、今年一年生成AI活用であれこれ苦悩した1年を振り返りたいとオモイマス。

 

生成AIの業務活用の圧がすさまじい

生成AI活用してねぇやつはいねがぁぁぁ

という圧が2年前から凄まじくなっており、2025年も当然変わることも無く。

いついかなるとき「あなたの部署は生成AIを活用していますか?」の質問がきても、迎撃できるパトリオットミサイルを準備することが求められました。

やれ活用施策やら施策状況やらAI活用効果やらをえんぴつなめなめして記入する仕事をあれこれやった一年だったり。

とはいえAI様も万能ではない

勿論、生成AI様のおかげで今やっている業務量がドカんと減って残業ゼロ生活が皆送れるのでしたらパラダイス完成なのですが、現実はそんなこともなく。

  • 嘘はつく
  • 歯抜けな回答をする
  • 情報が少ないと無難な回答しかしない
  • 長文を入力すると、最初と最後しか理解しない
  • 質問に10個正解があるのに3個しか回答しない

とかまぁ色々片手落ちのため、正確性を求める業務では特に「生成AIのおかげで残業が格段に減ったよ!」ということもないのが正直なところ。

逆に、生成AI活用のために考える業務があらたに増えていたり(泣)

でもAI様は魔法使いにみられがち

こういうドジっ子面もあるのに「生成AIマジ使えるぞ」的な情報が世間に溢れているため

生成AI使えばテクマクマヤコン的にぴゃぴゃぴゃーっとやってくれるんじゃないの?

と思われがちなのが辛いところ。

実際にAIを使っている人の話を伺ってみると

  • 言外の情報は当然AIは理解できないので、入力情報として教える必要がある
  • 具体的な作業をレベルまでAI求めるには、AI様が選ぶ具体的なアクション候補を人手で泥臭く用意する必要がある

という話もあり、「そうだよなぁ」と頷いてみたり。

まぁ、AIビジネスを売り込む人は金を持ってる経営層に「魔法のように業務改善できますから金出して」ってプレゼンするわけだから、魔法使いと思われるのも構造的にしかたのないことかもしれませぬ。

さらに情報が具体的すぎてもダメ

「言外の情報はAIは理解できん」と色々痛感したので、AI様がわかるように「具体的な情報」を用意して「具体的に質問しよう!」とやってみたこともありましたが

それってAIじゃなくて普通にキーワード検索でよくね?

ってなこともあり、膝から崩れ落ちました・・・

実際、完全一致を求める業務だとAIは漏れることがあるので、せっかく活用ツール作っても利用者から「回答が漏れ漏れで使えんばい」と一蹴されたりも。

とはいえ大変お世話になったことも

と色々AI様をデスりはしましたが

  • 相手に納得させるためのロジカルな理由探し
  • 難しい言葉に対して、知らない人向けの意訳表現
  • 翻訳(特に英文メールの解読と返信)
  • 見たくもない大量の資料・情報の要約
  • 膨大なデータから質問の意味に近い候補だし
  • プログラム作成やプログラムのエラー対応

にはすげー使えており、特に30年プログラム作ったことがない私でしたが、そんなおじさんでも(AIに質問するだけで)簡単にプログラムが作れる時代になったのは大変オドロキでゴザイマシタ。

おわりに~AI活用圧はいつまで続くのか?

とあれこれかきましたが、この「AI活用圧」が多少は減って、

「生成AIは使えるけど、魔法使いでないし、ガチンコでAI活用するには泥臭い入力準備も大変だし、要所要所で使う感じだよね」

と皆が思うようになる時代が早くこないかなぁと待ち望みたいこの頃でゴザイマス。

まぁ、生成AI様の性能が格段にアップして、ちょこっとした入力で求める回答が来る未来が訪れるかもしれませんけどねぇ。(でも、入力しない言外の情報はAIはわからないから簡単でないかもですが)

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