分かってみればどうということはない

サピックスα1で2024年中学受験を目指した息子と理系リーマンパパの生活雑記帳

ミスを受け入れミスを気づく~中学受験に向けた「ミス」との向き合い方

中学受験を目指して学びを進める中で、超簡単な問題を失点してしまう「ミス」は切り離せない存在です。

サピックスの先生がたも、「ミス」については完全になくそうとするよりも、ミスが起きることを前提に、それをどう受け止め、改善するかが重要という話をよくされていました。

今回は、保護者会でも良く先生からお話をいただいたミスと付き合う方法をご紹介したいとオモイマス。

 

1. ミスは「必ず起きる」ものと心得る

まず、ミスは必ず起きることを受け入れます。

人それぞれ得意・不得意がある中で、ミスも個性の一部。

無理に完璧を目指すのではなく、「ある程度起きるのはしゃあないもの」と割り切ることで、精神的な負担を軽減できます。

2. ミスを「気づく」力を養う

自分のミスの傾向を理解することが重要です。たとえば

  • 引き算の繰り下がりを丁寧にしない

  • 桁ズレが原因で答えがズレてしまう

  • 問題の一部を読み飛ばすして問題を問いてしまう

こうした具体的なミスを振り返り、自覚する力を養うことが肝心です。

3. ミスを記録し、未来の武器にする

日々の勉強の中でミスをA6ノートなどに記録しておくと、改善の第一歩になります。 たとえば

  • ミスノートを作成し、その日気づいたミスを書き留める

  • 次の日の学習開始時に「昨日のミスを防ぐポイント」を意識する

    • 「桁ズレを防ぐため、問題を書く位置に注意しよう」など

この記録を繰り返すことで、ミスの傾向が見えてきます。同じようなミスをしたときは数に正の字でカウントしておくとより意識が向けられます。

4. 入試本番に向けた「習慣化」の重要性

ミスは、繰り返し意識して修正することで「この問題はよくミスするやつだ」と意識が高まってきて、少しずつ減っていきます。入試本番まで、ミスを記録し、振り返るサイクルを習慣化することで、自信と安定感を育むことができ、また記録したミスノートも「これだけ俺を克服してきたぞ」という自信にもつながってきます。

おわりに

親も子供のサピックステストの解き直しノート作るため毎回みていましたが、九九レベルの掛け算を間違ったり、メートルをキロメートルにしたりと、超凡ミスもよくみました。頭をかけがちですが、ぐっとこらえて「なんでこんなミスしちゃったんだろうねぇ」と子供と振り返ることが重要なのだと、色々先生から学ばせていただきました。