息子が小3時代にゲームを作りながら気軽にプログラムが学べる「HackforPlay」という学習プラットフォームにハマりました。
当時はかなり熱を入れてやっていたので、ご検討されている方の参考になるよう親が見てよかったところをご紹介したいと思います。
HackforPlayとは?
楽しくゲームプログラミングができる環境プラットフォームです。
人間やモンスターやステージなど色々なパーツが用意されており、それらを組み合わせて自分でゲームを作ることが出来ます。
無料で始められますが、課金要素もビジネスですので当然あります。
良かった点3つ
- プログラムが視覚的に分かるので小学生でも十分理解できる
- アジャスト(調整)する力がつく
- パソコンで文字を飛躍的に打つようになる
プログラムなのに小学生にわかりやすい
プログラムというと英数字が羅列している画面を想像しますが、下記のように
「つくる」
「むき」
など小学生で分かる日本語で書かれたコードになっています。
このため、コードが何の目的のものかが理解しやすい作りになっていました。(勿論コードもビジュアルでわかりやすいアイコンから入力していきます。)
大抵子供用プログラミングアプリをやっているとコードパーツがぐちゃぐちゃな状態になって「どうするのこれ~」と親を呼ぶのですが、この作品は全く親が呼ばれません。
視覚的に感覚的にわかりやすく作っているためかなと思ってます。
アジャスト(調整)する力を学べる
hackという名前の通り、
- 敵が強すぎたら数値を下げて弱くする
- 敵が弱すぎて面白くなかったらスピードやスキルをつけて敵を強くする
というように、「自分が作ったゲームをより面白くするため」に「調整する」ことが、子供自身から自然できているようにリードしていく作りでした。
この物事を「調整」して「いい具合にする」スキルは大人になってもマストスキルと思うのでその経験の一旦をやれるようになる環境はとても良いと思います。
パソコンで文字を飛躍的に打つようになる
ゲームにストーリー性をつけたいモチベーションが俄然湧くので、思いついた会話をキャラに話させようというWILLが大量発生し、ぎこちない片手タイピングですがガンガン文字を入力するようになっていました!
親から色々ドリルを与えられて教育するより「自分のゲームをもっとよくしたい!」という思いはやはり最強かなっと。
おわりに
ゲームというとゲーム空間に没頭するのでは?という危惧もありがちですが、自分で何かをアウトプットするという訓練としては格好の教材だったと思います。親としても他人に与えられた箱庭の中で消費者として過ごすより、自分が生産者側になってほしいものですからねぇ。