日々の体験がいずれ忘れて雲散霧消して消滅する恐怖に対抗するため、日記やライフログ系のお話は昔から興味があり(やっているとは言っていない)、先日以下本を読んでみました。せっかくなのであれこれ書きたいと思います。
読んだ本はこちら
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日記の目的(書く⇒振り返る⇒成長)
- 人間の成長=毎日起こる出来事からどれだけ気づきを得られるかの回数
- 学ばないと死んだように生きることに
- 人が変わるには「①非日常に身をおいてみる」「②振り返る」
- 書くことは「自分を客観視できる」「精神の安定」につながる
1行日記の書き方
①やったことをかく
- 後で気づきを得るためのネタ。
- 思い出せるようなキーワードを入れておく
②自分にとってどんな意味があるか考える
- 眼の前の出来事を「自分ごと」として考えることで学べる
- 「自分に引き寄せて考える」 プロセスが重要。「この出来事は、自分にとってこういうことなんだな」という解釈が自分
- 実は自分は◯◯にも興味があるのだな?と学べる
- 自分の意味が考えられないときは多忙など心に余裕がないとき
- それでも①だけ残せば後で読み返したときに感情が変わっている
③そうか!の気づきをえる
- 「気づき」からとるべきアクションを考えられるようになる。
- 心からの言葉でないと人は行動に移しにくいのは脳科学でも言われている
- プチ気付きを何度もすると自分の軸が太くなる
- 振り返りは時は自己嫌悪になることもあるががんばって直視。
- モヤモヤするのは、自分が何か感じている証拠
書くポイント
- 1行で良い。
- ゆるくやって良い。1日2日忘れてもきにしない。
- 何に書いてもよい(手帳、ノート、アプリ、カレンダー)
- 著者はDay Oneを使っている
- できるだけポジティブな表現で書く(ネガティブは振り返りが辛い)
- 後で思い出せるよう写真をとって乗せるのも良い
- 構造化すると上位の共通点が見えてくる
- 振り返りでドットをつなげる
自分の行動を決める価値観がわかるようになる
- 自分のことを考えるのは自分しかいない
- 自分の経験、自分の好き嫌い、価値観は自分の中にしか存在しない
- この価値観は「譲れない想い」になる
- リーダーシップでも「自分の譲れない想いを知る」ことが必要
おわりに
記録して振り返る話は、古来から数多に存在しますが
「出来事が自分にとってどんな意味を持つか引き寄せて考える」
という点が胸にスッと落ちました。
日記はどうしても単調な出来事記録でおわりがちなので、自分ごととして考える点は意識化できたらなっと思います。
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