当時あれこれと学習方法を模索した内容のご紹介になります。
まず国語Aと国語Bって何?
サピックスは新4年生になると国語A、国語Bに分かれます。
- Aは国語の基礎力
- Bは長文を読んで記述する力
子供の基礎定着が無いまま暴走して進めると、子どもが消化不良して中学受験失敗あるあるケースになるそうなので、A>Bの優先度としていきたいと思います。
復習ターゲット
いつものようにまず全体像を把握します。ニューワードが出てきてもとりあえず全体が見えていることが大事です。でも、Aで6キャラ、Bで7キャラの計13品の大所帯でした・・・
※授業教材としたものは、たまたま使っていましたが回によっては変わるかもしれません。
国語A(基礎定着)
- A①ディリーチェック・・・前回の復習+言葉ナビ
- A②コトノハ・・・授業教材。サピ屈指の語彙力あげあげテキスト。非売品。
- A③読解メソッド・・・授業教材。読み方ノウハウテキスト。
- A④読解演習・・・家庭学習用。③の実践演習。
- A⑤漢字・・・家庭学習用。お馴染の基礎オブザ基礎。
- A⑥次回ディリーチェック問題・・・家庭学習用。来週出る範囲テスト
A②A③は5回に一回は「知の冒険」に代わります。「知の冒険」は漢字の成り立ち、熟語、主語述語の理解の知識の学習だそうな。(by 年間学習法)
国語B(長文読解)
- B①確認しよう・・・授業教材。文章の大枠な理解確認。
- B②ならべかえてみよう・・・授業教材。全体の展開の把握学習。
- B③内容を理解しよう・・・授業教材。お馴染の長文読解設問。
- B④練習問題・・・家庭学習用。③の応用編。
- B⑤内容を整理しよう・・・家庭学習用。場面場面の気持ちなどの設問でした。
- B⑥正しい形になおしてみよう・・・家庭学習用。間違った答えの添削問題。
- B⑦作文力アップ・・・家庭学習用。物語のその後の展開を書く問題でした。
家庭学習の優先度
優先A. A①ディリーチェックの間違い直し
全教科共通に復習テストの間違いは定着していない証なので、しっかり穴を塞ぐ
優先B. A⑤漢字
ど基礎。
漢字は子供に放任しているとひどい漢字を書いて、そのままそれで覚えることがあるので、セメントが固まらないうちに矯正が必要です。
優先C. A⑥次回ディリーチェック準備
次回の小テスト(ディリーチェック)問題。
前回やったものなので定着するまでやる形です。「言葉ナビ(ことわざ/慣用句などの語句テキスト)」もページ指定で出るので一緒にやりました。
優先D. A③A④ コトノハ/読解メソッド
A授業の復習。
語彙と読解メソッドは親も一緒に学ぶスタンスで。
優先E. B⑤B⑥ 内容を整理しよう/正しい形になおしてみよう
ここでやっと授業Bの復習が出てきます。
家庭学習用④⑤⑥の内、応用問題④以外の⑤⑥をやる形。特に塾動画でも⑤はやらなくていいが⑥はやってと紹介がありました。
優先F. A④ 読解演習
③で学ぶ読解メソッドの実践演習。
③のテクニックを子供に意識させるようにしたいので、なるべく③と④は同じ日にやりました。(他の日だと多分忘れている)
優先G B③ 内容を理解しよう
授業の復習。問1~問4の4問。
授業でやらなかった問題もあるのでそれもやる。が、サピ先生はやらなくても良いといったもようなので、時間ないときはやったところだけやる方針で優先度Gに。
※結構サピ先生も全部やらなくてよいと節々に言われます。これまで、親が張り切っちゃってやりすぎて消化不要の子供が多かったんでしょうかね・・・
優先H Bのその他
時間があれば、B④練習問題など取り組みたい。
数が多いためか、作文など一部の問題は塾動画でも無理にやらなくても良いとコメントされていました。
おわりに
国語というとxxxはどういう気持でしたか?的な設問があるだけ・・・と思っていましたが、
- 気持ちを表す言葉の一覧を出して調べさせたり、
- 間違った答えを出して子供に添削させたり
となかなか子供が学習に興味を引くような設問を出してきて流石サピックスと思っとります。