カミさんと日本橋三井ホールでやっているフランス印象派の展覧会「モネ&フレンズアライブ」に行ってきました。検討されている方向けの簡易レポになります。
「モネ&フレンズアライブ」ってどんな展示?
没入型展覧会
です。最初は「なんじゃそりゃ?」と思いましたが、
- 絵を見るのでなく、デジタル技術によって空間投影された「映像」を見る
- フロア全体に巨大スクリーンがあちこちに配置
- スクリーンへ印象派の様々な絵画の画像が投影
- 地面にも投影されるのでフロア一体が絵画世界に
- 自然の美しさを感嘆した画家と同じような臨場感が味わえる
- 投影なので刻一刻と絵が変わっていく
- スクリーンがデカイので、筆使いなど細部もよく見える
- 絵が動く(全体が動いたり作品の一部が動いたり)
- フロアには絵に関連したクラシック音楽が流れる
- バレーの絵のときはバレー音楽など
といったもの。調べてみると「イマーシブ展覧会」ともよばれ、2018年フランス・パリで誕生したそうな。日本初上陸も2022年で最近でした。
良かった点は?
絵画を見るのに移動しないでよい
美術館って、歩きながら複数の絵を見るのですが、こっちはスクリーンの表示がバンバン変わるので歩く必要がありません。(絵を長時間じっくり見たい人にはNGかもですが)
地べたに座ってみれる
休日いったので座れるスペースは先約が満席でしたが、空いているスクリーンがあれば地べたに座っても鑑賞できました。楽で助かります。携帯クッションなどあるとお尻がいたくないので便利です。
映画を見ている感覚に浸れる
色々変わる絵画を見ながら、絵に関連するクラシックを聴くので、映画を見ている気分になれました。また、絵だけでなく、画家の有名な言葉なども投影されるので、「あぁ、こういう思いで書いたんだなぁ」と頭で物語を想像しながらシンクロすることも。
お値段は?
大人3000円でした。
国立新美術館でも一般チケットは2100円ですから、それなりの金額ですね。
滞在時間は?
10:40に入場して12:20頃出たので、約1時間40分くらいでした。
フロアの映像投影が約50分サイクルなので没入型フロアにほぼいた感じです。(入場後フロアに入る前は画家の紹介パネルとかフォトスポットなどありました)
写真撮影できる?
写真も動画もフラッシュさえしなければオールOKです。バンバンインスタ投稿して宣伝してよいとのこと。
おわりに
前回の記事のように色々予習してから会場入りしましたが、「没入型展覧会」というはド素人がみてもかなり新感覚で楽しめました。料金お高いですが、9月29日まで開催されているとのことです。