2023年サピックス中学入試分析会が動画配信されたので総括編のメモになります。
受験者数は年々上昇
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首都圏一都三県の小学6年児童数は28.6万人。内4.3万人が受験(2/1受験率15%)
- 2015年は12.2%だったので年々情報
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6人に1人が中学受験している時代
- 少子化と言われるが首都圏一都三県児童数は横ばい。
- 逆に東京都は子供の数は増えている。
- 難関校も昨年度から10~20%受験者数増(例:開成13%↑)
- サピ生は概ね8校準備して、実際6校受けている。
- コロナがおちついてきて学校見学ができる機会が増える
- 中学受験の魅力が伝わりやすくなり来年度さらに上昇も考えられる。
偏差値基準で学校選ぶ注意点
- 偏差値学校リストは「難易度ランキング」ではなく「山の標高」
- 同じ偏差値の中学が2つあれば、2つの同じ高さの山があるイメージ。
- 偏差値が同じでも学校ごとに形が違うしと対策(登り方)も違ってくる。
- 偏差値が低く安全(と思われる)学校に変えても対策が変わるので要注意。
- 子供と学校の相性が良ければ偏差値が上でも合格するし、悪ければ偏差値が下でも不合格になる。
- 学校のタイプの相談は是非サピックスにお任せあれ。
- 特に、2/1と2/4の偏差値の意味が変わる。
- 2/1AMは第一志望が多いのでほぼほぼ偏差値と同じ
- 2/4以降の偏差値は、2/3以前の状況によって大いに変動する可能性が高くなる。目安程度に。
中学の情報は別の側面も
- 情報の精査が難しい。
- ネットにある「誰かの正解」は「我が子の正解」とは限らない
- 情報は別の側面も考えることがポイント
- 自由な校風⇒ほおっておかれる
- 面倒見が良い⇒干渉が多い
- 新しい校舎⇒先輩・OBがいない
- 我が子にとって必要かどうか見極めるのが重要になってくる。
本気で中学受験に向き合う覚悟を
- サピックスは苦しむ子供が大半だが、終わった後に中学受験を聞くと皆「楽しかった」と言う。(ヤラセではない)
- 理由は「出来なかったこと」を自分のちからで乗り越える過程が楽しいため。
- そう思えるかが中学受験で成功する鍵
- やらされている学習ではたかがしれている。
- 効率良い勉強法は存在しない。たくさん失敗して悔しい思いをして一歩一歩進める道になる。
- 本番で自分を信じるためには、たくさん積み上げて信じられる自分になること。
- 本気で中学受験に向き合えた子供は成長する。それが中学受験の意義と考える。
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