分かってみればどうということはない

サピックスα1で2024年中学受験を目指した息子と理系リーマンパパの生活雑記帳

新6年生サピックス「国語」の変更点注意点~保護者会動画から

サピックス新6年生の授業が始まるにあたり保護者向け動画が配信されました。この記事では「国語」に関する注意点・変更点のまとめになります。

 

土曜特訓(土特)

授業内容

  • 演習問題を解き、問題の解き方を解説する実戦形式の授業になる。
  • マンスリーテストなどと同様の問題・解答用紙・解説が配られる
  • 演習問題は大問3題構成
    • 問1、問2はAタイプ問題(選択、抜き出し系)
    • 問3はBタイプ問題(文章が長くて記述問題)
    • 授業では、AをやるかBをやるかどちらか先生が決める。
  • 平日授業で養った「読解力」「読み取り力」をこの特訓で披露する意識が必要
    • 逆に解けないと課題が見つかる。それを平日授業で補強する意識も大切

家庭学習

  • 前提として平日の国語A/B授業の家庭学習を土特より優先する。
    • 知識の土台を固めるのはABのため。
  • ウィークリーステップをやる
    • 土曜特訓テキスト最後の頁にある。知識問題。
    • 入試に必要な漢字、熟語、ことわざ、慣用句がある。
    • 授業では扱わない。
  • 授業問題の復習はなるべく家庭に持ち帰らない
    • 実は家に持って変えることが殆どない状態が理想。
    • 授業で解説しており、授業内で理解しきる意識で参加が重要。あと家に帰ってやろうという意識ではNG。
    • この問題はこういう解き方なんだと授業内で完結させる。
  • 余裕のある人は、授業で扱わなかった方の大問をやる

国語A(基礎シッカリ)

デイリーチェックテスト

  • 出題範囲はほぼ小5と同じ。「知の冒険」「言葉ナビ」などから。
  • 変更点は、追加で「漢字の要 ステップ1 マスターブック」から漢字が出題。
  • 「漢字の要」は1年を通して色々出題される。使い切る意識で。
    • 夏期講習始めでも「漢字の要」から出題されるテストがある。
    • 後期はディリーチェックが無くなるが、漢字テストはでる。

授業内容

  • 小5から大きく違いがない。
  • 変更点は「テーマ」に合わせて「解放メソッド」「コトノハ」が一体化
    • テーマ「家族」なら、コトノハも家族に関係の言葉や知識を学ぶ。テーマごとの取り組む。バックボーンを増やすのが目的。
    • 「戦争」というテーマなら、赤紙、集団疎開、玉音放送など学ぶ。背景知識が分かれば理解が深まってくる。

家庭学習

  • 小5と同様に授業の直しがメイン。
  • 小6から導入された「テーマ」ごとに必要な読み取り方を復習する。
  • 後期授業から国語Aも演習形式になってしまうため、前期がバックボーンを鍛える最後の期間になる。

国語B(記述ガッツリ)

授業内容

  • こちらも小5とほぼ同じ。長い文章を読んで解く。
  • 小6から文章がより深いテーマとなり、主に「厳しい現実を知る」話
  • 勧善懲悪では無い厳しさ、死、戦争、いじめなども扱う
    • ダークなテーマだが、実際入試に出てくるため必要な知識。 
  • 深いテーマだからこそ親子で会話し深められるようにする意識が必要。

家庭学習

  • 国語Aと同じく、授業の直しをしっかりやる。
    • 読解力の基礎、土台を盤石にするため。

一年の流れ

  • 前期(2~7月)・・・基礎をしっかり固めること。
    •  
  • 夏期講習・・・今年の受験で出たものを夏にとく。本番がどんなものか実際体験し、自分の課題を発見してもらう
    •  
  • 後期(9月~)・・・過去問特訓が始まる。過去問は9月より前にやると効果がなくなるのでやらないこと。(土台が出来てないため)

おわりに

「平日授業で基礎を固め」⇒「土曜特訓で実力確認し課題発掘」⇒「課題を更に平日授業で補強」というループを意識することも紹介いただきました。

小3時代からサピックスは本当に良い文章を問題にするので、ダークながらも親も一緒に読んで「現実を知る」テーマを一緒に語るようにしたいとオモイマス。