分かってみればどうということはない

2011年生まれ息子とリーマンパパの生活雑記帳。

「小学生の子の成績に最短で直結するする勉強法」を読んでみた

子供の効率的な学習法の本なのですが、著者の前作の本がとても参考になったので、
Kindleで電子書籍になったのを気に飛びつきました。
気になっている方に参考になるよう内容ご紹介したいと思います。 
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あらすじざっくり

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子供勉強法の本ですが、以下4部構成になります。
1章で記憶メカニズムの説明から、どうすれば覚えればよいか前提を知った上で2章以降で子供への効果的な学習方法について大量に紹介されています。メカニズム前提の話なので、話がとても薄っぺらくありません。
  1. 記憶のメカニズム
  2. 1前提の上の効果的な学習方法(15節)
  3. 教科ごとの勉強法
  4. 親のヘ子供へのルプ
以下に各章で参考になったところをご紹介したいと思います。

1章:記憶のメカニズム

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記憶は机となる短期記憶と倉庫になる長期記憶があり、覚えるための特性について述べられていました。
 

短期記憶(机)

・もともと脳は沢山覚えられない
 ・7文字程度が限界。文章題3行の壁もここから。
・なので、子供にはたくさんのことを言わない。
 ・プレッシャーをかける言葉は机の領域を減らすだけで意味無し。
・短期記憶は伸ばす事はできないが長期記憶と結びつけるとおぼえやすくなる。

長期記憶(倉庫)

・倉庫(長期記憶)に保存しやすく、倉庫から検索しやすくすることが重要。
・そのためには生きるために必要な情報と脳に思いこませる。
・方法1:よく使う
 ・よく使うと大切に違いないと脳が思い込む(電話番号など忘れない)
    ・逆に頻繁に使わないと「いらないもの」となって消去される
        ⇒ つまり何度も復習する事が覚える王道!
 ・方法2:感情に動かされた記憶も覚える
   ⇒ 子供が好きなことはどんどん覚えるのでやらせるのが良い。 
 ・記憶には言葉に出来ない記憶がある(自転車の乗り方など)
  ⇒ この記憶は本人が反復してのみ習得ができる

2章:効率的な学習方法

15節にも渡って大量の効果的な学習方法が紹介されており、特に以下がとても参考になりました。

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インプットよりアウトプット

復習よりもテスト(アウトプット)することで記憶が定着する

集中より分散

・集中学習は忘れやすく効果が薄い(出されてすぐや、ラスト一気はNG)
・1日後→1週間後→1ヶ月後など期間をあける

出題範囲をランダム

・同じことを連続でやる頭を使わない流れ作業は頭に残りにくい
    ⇒ どのような解放を使えばいいか考えずに解くため
・偏差値が10くらい下の入試問題やサイコロでの出題決めなどが良い

頭を使わせる

・蛍光ペンマークは頭を使わないのでNG
・音読すると一段深く認知処理できる
・意味を考えながら読むとさらに効果が高い
・人に教えるつもりで読むとさらに残りやすい

理解させる

・①構造的に理解する
・②因果関係で理解する(なぜそうなったかと考えさせる)
・③イメージ化で理解する
 ⇒ 都道府県はどんな形だっけと親がイメージに結びつける
・自分に答えを気づかせる(親が答えを言わない)

3章:科目別勉強法

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算数

能力と知識の2つあり、どちらなのか意識しながらバランス良く学ぶことが述べられていました。知識は教えることができるが、文章題の解き方などは能力なので、自分で解放を考えてわからないところを習得していかないと身につかないとのこと。

国語

3点の国語解き方のルールが紹介されていました。
 
・①言い換える技術
  ・これは何?と具体化した説明をする技術。
  ・言い換えの選択問題でもただ合ったではなく、どう言い換えているかを教える。
・②理由をたどる技術
  ・因果関係を整理する
  ・ある出来事がおきたとき、誰々がこういう気持ちだったと読み取る技術。
  ・自分だったらと考えないこと。
・③比べる技術
  ・誰々は○○だが、誰それは□□だと説明する技術。

社会

イメージ化の重要性が特に強調されてました。
イメージがあればそれを基点に覚えやすくなるとのこと。
地理
・都道府県の名前と場所を覚えてしまえば他の知識が定着しやすくなる
・夕食の食材の生産量日本一などを結びつける
歴史
・歴史上の人物の顔をイメージして覚える。
公民  
・世の中の仕組みも、国会や裁判所に実際いって少しでもイメージをさせる
・人権の話などニュースで出たら考えさせてイメージさせる。

理科

体験を通じてこちらもイメージ記憶を作ることの重要性が書かれていました。
バネでも電球でも実験でのイメージがあることが基点となり、他の知識を吸収してくれるとのこと。

4章:子供の「勉強めんどくさい」を乗り越える親のヘルプ

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最後は親視点での子供サポートの話が紹介されていました。
 
・好奇心を育てる
  ・感情の動くと記憶しやすくなるので
 
・運動や音楽でワーキングメモリを鍛える
  ・運動や楽譜を見ながら両手を動かすにはワーキングメモリが必要で
   どんどん鍛えられる。
  ・何がよいではなく子供が気にいるものを選ぶ
 
・理解の確認をする
  ・習ったことを教えてと子供に聞くだけで良い。
  ・子供は聞いてくれることで親に好感を持つ
 
・やりたがらない解き直しを子供にしてもらうには
 ・子供に効果を実感させる(解き直しのタイミングを変えて体感させる)

おわりに

「西園寺公望」とか「墾田永年私財法」とか意味も分からず漢字を書いて覚えていた我が身としては、この本を持ってタイムマシンに乗って過去の自分に教えたくなるような本でした。この記事が何かの参考になりましたら幸いです。