分かってみればどうということはない

2011年生まれ息子とリーマンパパの生活雑記帳。

「中学受験の失敗学」を読んでみたこと

6年くらい前に1度読んだのですが、子供が大きくなったものあり読み直してみました。
検討されている方のご参考になるようにご紹介したいと思います。

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どんな方にオススメか

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中学受験成功例ばかりでなく、失敗ケースも知って他山の石としたいという方には参考になると思います。あくまで「失敗学」なので、こうすれば受験成功するという成功ノウハウ本ではない点はご注意下さい。

あと、家庭教師で壮絶な家庭を見た著者視点の本なので中学受験にはアンチ寄りの内容です。中学受験否定派の方が読んでも、トンデモ親が繰り出す赤裸々な失敗例てんこ盛りなので読みものとして溜飲を下げるかもしれません。

あらすじざっくり

中学受験の失敗(全滅)事例とその原因及び対策が内容です。
全滅原因としては以下親の2つのNG行動がメインでした。

  1. 親が子供に過密スケジュールさせ復習出来ず基礎学力がつかない
  2. 親が子供の実力を超えた志望校ばかり受験させる

対策はその逆で、基礎学力が付く余裕なスケジュールと身の丈の志望校を受けなさいという説明でした。

全滅原因

復習時間をとらない過密スケジュール

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  • 塾や家庭教師で費やした時間=学力が上がる時間という親の勘違い
  • 復習せず常に新しい授業をやろうとして子供が消化不良に。
  • わからない子供が何故わからないかわからない人が教えるから伸びない。
  • 塾は親がキレるのが分かっているので「子供の出来が悪い」とは言わない。

     -  逆に機嫌を損ねないように色々な授業提案をして過密へ。
   エゲツない営利目的のところもある。注意ワードは以下。

「志望校も夢ではありません」
「もう少しで結果が出ます」

子供の実力を超えた志望校

  • 盲目的に大学に拘り、大学進学率だけで中学を決めてしまう。
  • 奇跡は基礎学力+得意分野があって得意分野が出たときに発動するもので、基礎が無いならそもそも起きないのに期待する親が多い。
  • 合格できても中学でそれ以上の苦労と屈辱があることも 。

全滅回避策

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  • 余裕のある勉強スケジュール
  • 志望校も身の丈に合わせる
  • 家族の受験に対する考えを持つ(持たないと塾の誘導に乗って過密へ)
  • 基礎学力を重視

  ・誤答を消して直そうとする子供は赤ペンで直させ間違ったところを認識させる
  ・計算過程や式を残して理解をしているかチェックする。
  ・勉強がただの書き写し作業になっていないか確認

おわりに

2008年刊行でやや古い本になりますが、Amazon Unlimitedにも登録されており、契約者であれば無料で読むことができます。

検討されている方の参考になりましたら幸いです。

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