分かってみればどうということはない

サピックスα1で2024年中学受験を目指した息子と理系リーマンパパの生活雑記帳

2人用カードゲーム「ロストシティ」は選択と集中を学べます

ボードゲームランキングで2人用ボドゲで上位にある「ロストシティ」を遊びました。

60枚ポッキリのカードしか使わないカードゲームなのですが、各ターンでの進むか止めるかの判断が熱く、人気が高いのも頷ける内容でした。

今回はこのゲームのレビューと感想をご紹介します!

ロストシティとは

色々な秘境にある古代都市「ロストシティ」を探検家となったプレーヤーたちが、探検カードを出していき、名声ポイントを得るゲームです。

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内容物

60枚のカードとそれぞれの秘境を示したゲームボードと取説になります。

ゲームボードは遊ぶのに必須ではないので、最悪60枚のカードさえあれば遊ぶことが出来ます。箱が場所を取るので、もう少し小さい100均BOXに入らないか調査中。

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カードの内容

5つの秘境がそれぞれ色で示されています。

赤の火山、白のヒマラヤ、青の海底、緑のジャングル、黄の砂漠といった内容。

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それぞれの色には

2~10までの「探検カード」9枚と

握手をしている「賭けカード」3枚で構成されています。

1色12枚で5種類あり計60枚になります。

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ゲームの目的

「探検カード」を沢山出してカードにある点数総計が一番高い人が、勝ちになります。

(ちなみに、「賭けカード」はプラスもマイナスも倍増させるカードになります。)

 ゲームの準備

カードをシャッフルして8枚ずつ配ったところでゲームスタートです。

写真のように各色の秘境をイメージしたボードを中央におきます。

ゲームの進行

プレイヤー毎のターン制で、自分のターンでいかどちらかを行います。

  1. 手札からカードを出して、山札から1枚補充する
  2. 手札からカードを捨てて(ボード上に置く)、山札から1枚補充する。

但し、カードの出す場合、

  • 出すカードが既に出ている自分のカードより大きい。
  • 「賭けカード」は最初に出す

必要があります。(以下の場合、黄色は5以上、緑は9以上でないとおけません。青や赤はまだ何も出していないので賭けカード含めどのカードでも出せます)

 ゲームの終了

お互いカードを出し合って、ターンの最後で山札を引いたときや山札カードがなくなるとゲーム終了です。 

得点計算

お互いの得点を計算して高い得点を出した人が勝ちになります。

各色20点がしきい値となり、

  • 20点を超えればプラス
  • 20点に満たない場合はその分マイナス

になります。「賭けカード」を最初に出していた場合は、得点が2倍(但しマイナスの場合もマイナスが2倍)になります。

また、カードを出していない色は0点で計算します(-20点にはなりません)

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上記手前の場合の計算は以下で合計29点になります。

赤と黄は高得点を取れているのですが、白や青なども欲張ってしまってマイナスが増えてしまっていい例ですね。

  • 黄・・(25ー20)×2=10
  • 青・・18-20=-2
  • 白・・14ー20=-6
  • 緑・・27ー20=7
  • 赤・・(30ー20)×2=20

おすすめポイント

子供と一緒に選択と集中が学べます。 

中途半端に色を出していると、大抵20点には到達できない作りになっています。

また、先程の例の青のように3~4ターン頑張ってカードを置いても20点に到達せずマイナスになるので、最初から何もしない方が良かったような形にもなり、手札と相手の場と捨札を見ながら、どの色が一番伸びそうか勝手に考えるようになります。

カードの引きにもある程度は左右されますが、公開情報が多く色々考えるシーンは多く何度も子供と楽しめるオススメゲームかなと思います。

ロストシティ (Lost Cities) 完全日本語版 ボードゲーム

ロストシティ (Lost Cities) 完全日本語版 ボードゲーム